【松本市】らあめん寸八
らあめん寸八 【豚骨醤油らあめん】


■来店の経緯等
・2015年5月、富山県、新潟県、長野県に遠征。3日目の昼に初の訪問。
■食べたメニュー
・豚骨醤油らあめん 並(756円)
■お店への到着から提供までの概要
・お店への到着は14時23分頃。外待ち4人。

・到着から8分待ちで入店。店内で座って待つ。
・待っている間に先に注文を聞かれる。メニューの種類が多かったけど、デフォらしき「豚骨醤油らあめん」を注文。麺のかたさ、味の濃さ、油の量を選択可能で、全て普通で注文。
・入店から9分待ちで、厨房対面のカウンター席に座る。
・店員さんは4人で、男性3人と女性1人。
・水は出してくれた。お代わりはカウンターのポットでセルフ。
・店内には「田辺製麺所」と「寸八製麺」の麺箱が置いてあった。ちなみに、後で調べたところ、今回食べたラーメンの麺は自家製麺だった模様。
・着席から提供まで4分。
■麺
・四角くてウエーブのかかった太麺。
・うっすらと色が付いていて加水中くらいかやや低めの、表面はツルッとはしていないけど滑らかで、粉の膨らみと密度感があって、やや角が丸まった感じの麺質。食感は、噛むとムチッとたわんでプツンと切れる、気持ち良い歯ごたえ。
・麺の味は、旨味と甘味があって、あっさりとした粉の味も多少感じる。
・スープとの絡みは、スープの旨味と鶏油のコクが程よく絡んで、やや麺の味の方が強い感じながら、バランスは取れていた印象。麺の旨さが引き立っていた。
■スープ
・白濁した獣系醤油。
・割とサラッとしながらも、表面の鶏油と馴染んで少しだけトロッとした口当たり。
・出汁は豚骨メインの獣系で、鶏も入っているかも。ゼラチン感は強くないながらよく乳化していて、鶏油のコクが溶け込んで一体化したような旨味とコクの強さがある。マッタリ感や油の重たさをあまり感じさせない、旨味とコクがメインの味わい。
・タレの醤油は、多少の存在感があるけど、コクや塩気の主張は強すぎずに、出汁や油とバランスよく組み合わさって旨味を強めていた。
・刺激感はない。
■具材
・チャーシューは厚切りのバラスライスで大きい。厚さが不均一で、片端は分厚かったけど、もう片端はそれ程でもなかった。フワッと柔らかな歯ごたえに、味付けマイルドな旨味があって、脂の丸みが効いた味わい。
・キャベツは生で、大きめのカットで厚めのが何枚か入っており、食べた時点では多少スープに馴染んでいた。パリッと歯切れの良い歯ごたえに、サッパリとしてほんのりとした甘味を感じる味。
・ホウレン草は茹でてあって、スープに馴染み気味。しんなりとしながらやや歯切れが粘る感じの歯ごたえに、コクの主張は控えめで、キャベツの方が存在感はあったかも。
・海苔は3枚で、生地は程よい強さ。
・その他、白ネギ輪切りが入っていた。
■全体的な味の感想
・麺は四角い太麺で、噛み心地の良い歯ごたえがあって、麺の味も旨かった。スープとの絡みは、スープの旨味と鶏油のコクが麺の旨さを引き立てていた。
・スープは、旨味が強くてよく乳化した獣系出汁に鶏油のコクが組み合わさった、旨味とコクが強めの味わい。醤油ダレも程よい濃さだった。
・具は、キャベツがデフォで入っていたのが印象に残った。
・チャーシューは厚切りで、フワッと柔らかくてボリュームがあったのが良かった。
・ホウレン草は、キャベツの方が存在感はあったかも。
・麺の旨さとスープの旨さとがバランス良く組み合わさったラーメンで、食欲をそそる味わいなのが良かった。
■お気に入り度: ★★★★☆ (4.5)
■お店の情報