【天理市】麺場 力皇
麺場 力皇 【力皇らーめん】


■来店の経緯等
・2014年1月19日(日)の夕方に初の訪問。
・このお店は、2013年12月5日(木)にオープンした新店。
■食べたメニュー
・力皇らーめん(750円)
■お店への到着から提供までの概要
・お店への到着は17時46分頃。外待ち無しの先客5人。

・厨房対面のカウンター席に座り、メニューを見て「力皇らーめん」を注文。ニンニクを入れるか聞かれたので、入りを選択。
・店員さんは5人で、男性4人と女性1人。
・水は出してくれた。お代わりはカウンターのポットでセルフ。
・紙オシボリも出してくれた。
・カウンターの背後に荷物入れのカゴが置いてあった。
・注文から提供まで7分。
■麺
・四角くて少し縮れた太麺。
・少し色が付いていて加水中くらいかやや高めの、表面がツルッと滑らかで、ムチッとして中身が詰まった感じの張りとボリューム感のある筋肉質の麺質。食感は、固くはないけどムチッとした弾力があって噛みごたえがあり、強ゴシ過ぎずにプツッと切れる感じの歯ごたえ。
・麺の味は強めで、旨味がしっかりしている。
・スープとの絡みはあっさり気味だけど、麺の味が強いのでそれなりにバランスは取れている。スープの旨味と丸みが麺の表面にサラッと絡んで、麺の旨さで食べる感じ。
■スープ
・白濁した獣系醤油。
・割とサラッとしているけど、よく乳化していて少しだけトロッとしている。
・出汁は恐らく豚の獣系。よく乳化しているけど、ゼラチン感やコッテリ感はそれほど強くなくて、出汁の丸みを感じる旨味があって、豚肉の出汁も多少入っているような感じの味わい。獣っぽさは無い。ちなみに、後で調べたところ、鶏も入っている模様。
・タレの醤油は、醤油のカドや塩気は控えめで、最初は甘めに感じたけど、味付けは結構しっかりしている。タレの醤油の旨味が獣系の出汁とよく組み合わさっていて、獣系の旨味を強めていた。
・味付けはマイルド気味ながら厚みは結構あって、トッピングのニンニクをスープに溶かしても、それほどニンニク勝ちにはならずにほんのりとしたアクセントになっていた。
・刺激感はない。
・スープを完食すると、丼の底に少しだけ骨粉が溜まっていた。
■具材
・チャーシューは薄切りの肩ローススライス。柔らかい歯ごたえに、味付けあっさりでムチッとした肉の甘味混じりの旨味を感じる味わい。
・つくねは、適度に柔らかくて適度にパラッとした感じの歯ごたえに、味付けは控えめで鶏肉のあっさりとした味わい。ほのかにショウガが効いているような気もしたけど、よく分からなかった。
・太モヤシは、程よく茹でてあって、ポリッと柔らかい張りのある歯ごたえに、あっさりとしてほのかな旨味と甘味があった。
・キャベツは四角いカットでやや固めに茹でてあって、表面がツルッと滑らかで少ししっかりめの歯ごたえに、野菜自体の自然な甘味を感じる味わい。
・玉ネギは小さな角切り。シャリッとキレのある歯ごたえに、苦味はないけど多少の香味があって、キャベツやモヤシに混じってスープのアクセントになっていた。
■全体的な味の感想
・麺は、ムチッと滑らかな筋肉質の太麺で旨かった。
・スープは、油や塩気はキツくなくて、マイルドながら厚みのある味わい。獣系の出汁感がきちんと感じられるのが良かった。
・具は、キャベツやモヤシが入っていて、二郎系を少し連想したけど、全体の構成的には、むしろ金沢の「麺や 福座」とかの方が似ているかも。
・全体的には、学生さんや若い人向けっぽいワイルド系のテイストながら、コッテリとかガッツリで勝負していないのは好感が持てた。
・どちらかと言うと麺が主役ながら、スープもきちんとしていた印象で、もう少しスープの味付けにキレが感じられればもっと良くなると思った。
・まだオープンしたばかりの新店なので、今後が楽しみだと思った。
■お気に入り度: ★★★★ (4.0)
■お店の情報
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【奈良市杉ヶ町】麺人 ばろむ庵
麺人 ばろむ庵 【ヤマトブラック】


■来店の経緯等
・2014年1月19日(日)の昼、1年1か月ぶり、3回目の訪問。
■食べたメニュー
・ヤマトブラック 並(1玉)(800円)
■お店への到着から提供までの概要
・お店への到着は13時17分頃。外待ち無しの先客4人。

・最初に、店内の券売機で食券を買う。
・カウンター席に座り、食券を渡して注文。
・店員さんは2人で、男性1人と女性1人。
・水は出してくれた。お代わりはカウンターのポットでセルフ。
・入口のところに、荷物入れのカゴが置いてあった。
・店内に製麺室があり、大和製作所の製麺機が置いてあった。
・注文から提供まで5分。
■麺
・平打ちで少しウエーブのかかった太麺。
・少し色が付いていて加水中くらいの、表面が滑らかで多少の全粒粉っぽい引き締まった粉の質感のある麺質。食感は、滑らかで中身の詰まった感じの弾力のある歯ごたえで、歯切れもサクッとしていて良好だった。
・麺の味はしっかりしていて、全粒粉っぽい粉のコクと旨味を感じる。
・スープとの絡みは良好。スープの香味と辛味がよく絡むけど、麺の味も負けておらずに、ややスープが強いなりにバランスが取れていたと思う。
■スープ
・黒いピリ辛醤油。
・ほんの少しトロミがあって、表面には赤いニンニク辛味油が浮かんでいる。
・カウンターの案内書きに従って、最初に表面の辛味油と中央に固まっているイカスミ黒ダレとをスープによく混ぜてから食べてみた。
・出汁は、恐らくは鶏メインの獣系ベースで、多少のトロミを感じるので白湯出汁だと思う。タレの方が強いながらも、出汁の旨味と丸みを感じる味わい。
・魚介系は、旨味の感じからすると入っているような気もしたけど、辛味油やイカスミの味が強いせいか、よく分からなかった。
・タレは、醤油ベースにイカスミ。多少の塩気と旨味があって、イカスミの風味がよく効いた味わい。
・そこに辛味油が加わっていて、ピリッとした刺激感がガツンと効いている。また、スープの中には黒コショウか何かの香辛料の香味もあった。
・ベースに旨味と厚みがあるし、イカスミの風味もあるので、単に辛いだけにはなっていないけど、刺激感が前に出たパンチ強めの味の組み立てだった。
■具材
・チャーシューは薄切りの巻きバラスライス。レアではなくて最初から焼きが入っていて、サイドに黒コショウが振ってある。柔らかいながら少し引き締まっていてサクッとした歯ごたえに、黒コショウの香味が効いていて油の甘味混じりの肉の旨味を感じる味わい。
・味玉は、黄身がトロッとしていて味付けは控えめだったと思う。
・メンマは太くて四角い。繊維感が強めで、ポリッとはせずにやや粘る感じの歯ごたえに、ショウガの効いた味付けで、スープとのバランス的にはあっさりした味付けに感じた。
・カイワレは、スープに馴染んでいて苦味は無いけど、麺に絡むとサッパリとした香味の主張があった。
・ニンニクのスライスは揚げてあり、スープで少し柔らかくなっていて、口に入るとニンニクの香味がよく主張して、パンチのある味わいだった。
■全体的な味の感想
・麺は良かった。ややスープの方が強かったけど、麺の旨さもよく感じられたと思う。
・スープは、イカスミの風味と辛味油の刺激感がよく効いたパンチ強めの味わい。出汁感もあったとは思うけど、それ以上にタレと辛味油が強かった感じ。
・具は、カイワレが麺とよく合っていたし、ニンニクスライスもスープとよく合っていた。
・個人的な好みで言えば、辛味油の刺激がやや強いように感じたけど、こういうのが好きな人もいると思う。
■お気に入り度: ★★★★ (4.0)
■お店の情報
【奈良市尼辻町】まりお流
まりお流 【牡蠣と鶏肉の貝塩つけ麺】


■来店の経緯等
・2014年1月18日(土)の晩、4日ぶりの訪問。
・ブログを始めてからは26回目の訪問。
(ブログを始める前にも訪問しているが、回数は記録していないため不明)
・今回は、牡蠣のあっさりつけ麺をやるという事なので、興味を持って訪問してみた。
■食べたメニュー
・今週の創作「牡蠣と鶏肉の貝塩つけ麺」(1365円)
(2014年1月17日(金)からの週替わり限定)
■お店への到着から提供までの概要
・お店への到着は18時50分頃。外に13人待ち。
・到着から8分待ちで入店。テーブル席に座る。
・「今週の創作」は店内に書いていない裏メニュー。「あっさり」の方で注文した。
・店員さんは見える範囲で男性7人。
・水は奥の冷水機でセルフ。温かいオシボリも冷水機の横に置いてあり、セルフ。
・先に鶏肉用のポン酢が出てきた。
・注文から提供まで23分。
■麺
・長方形の四角い、ウエーブのかかった太麺。ぬるめで少量のお湯に浸したあつもりで、ラーメン用のレギュラーの麺を使用。
・加水やや高めの、表面は少しだけお湯に馴染んだ感じの滑らかさがあり、多少の透明感があって柔らかな張りとボリューム感のある麺質。食感は、モチッとしたやや緩めの弾力のある歯ごたえで、最初はちょうど良い感じの茹で加減だったけど、時間が経つとだんだん柔らかくなってきた。
・麺の味は、強くはないけど粉の味がしっかりしている。麺を浸したお湯に麺の味が少し溶けだしている感じがあって、それが麺の味を強めながらも、一方では麺をマスキングしているようにも感じた。
・つけ汁との絡みはあっさりしていて、ラーメンの時よりも麺自体の味を強く感じた。つけ汁の塩気と旨味がサラッと絡んで、麺の味を引き立てている。麺がぬるめのお湯に浸っているせいもあってか、サッと付けるよりもドボ付け向きのバランスに感じた。
■つけ汁
・清湯の獣系牡蠣塩。温度高めのアツアツ。
・あっさりしていて、表面に鶏の油が多少浮かんでいる。
・出汁は、恐らくはいつもの丸鶏と貝のベースに、鶏肉と牡蠣の出汁がプラスされている。鶏は、多少の油混じりの肉の出汁感もあって、旨味が濃厚な味わい。
・牡蠣は、程よいコクの主張があって、鶏出汁とのバランスも良好だった。表面の油にも牡蠣の風味が溶け込んでいて、麺ともよく絡んでいた。
・タレは塩ベースで、塩のコクがしっかりしていて塩気は強め。タレの旨味も少しある感じで、塩気と旨味とが組み合わさって、鶏と牡蠣の出汁の味わいをよく引き立てていた。
・味付けは、ラーメンの時と較べると塩気強めで、麺との絡み具合は適度だったけど、つけ汁を飲むと、だんだん塩気の強さがキツくなってくる感じだった。
・塩気の強さに旨味が組み合わさっているので、刺激感は無い。
■具材
・鶏肉は、やや薄切りのモモ肉スライス。よく煮込んでいて、柔らかくて少しだけ引き締まった感じのある歯ごたえに、旨味や脂っぽさは強くなくて、親鳥っぽい感じの多少の肉のコクがあって、つけ汁の塩気とよく合っていた。
・鶏肉をポン酢にも付けて食べてみたけど、つけ汁との絡みの方が相性が良かったと思う。
・牡蠣は大きいのが3個。程よく煮えていて、柔らかくてムニュッとした弾力があって歯切れの良い食感に、独特の濃厚なコクのある味わい。
・味玉は、黄身がタレ混じりの粘度高めでトロッとしていて、醤油ダレの味付けがしっかりしている。
・メンマは太くて四角い。ポリッとした繊維感が強くて噛むと沈み込むような歯ごたえに、独特の旨味のしっかりした味付け。
・白ネギは長めの輪切り。つけ汁に馴染んで表面がツルッとしながらしんなりとした歯ごたえに、中心の方に多少のネギらしいジューシーさの残った味わい。
■全体的な味の感想
・麺は、ラーメン用のレギュラーの麺をお湯に浸していて、ラーメンよりも粉の味がよく感じられたのは良かったけど、お湯に麺の味が溶け出していたのが少々気になったかも。
・つけ汁は、鶏と牡蠣の旨味とコクにタレの塩気が組み合わさった、シンプルで濃厚な味わい。味付けはやや塩気強めで、あっさりながら麺とのバランスは良好だった。
・具は、牡蠣が大きくて旨かった。鶏モモスライスも、塩ダレのつけ汁との相性が良好だった。
・個人的には、いつもの黒小麦麺とコッテリつけ汁との組み合わせなら、湯だめのお湯はあまり気にならないけど、今回のレギュラー麺とあっさりつけ汁との組み合わせだと、お湯の存在が結構大きかったかも。
・つけ汁と麺との絡みは良かったけど、つけ麺としてはかなりの個性派というか、麺をそのまま食べるよりもつけ汁にしっかり付けて食べる向きだった印象。
・このつけ汁なら、つけ麺用の麺で食べてみたいと思った。
・お気に入り度は、麺は3.5点ぐらいだったけど、牡蠣が旨かったのでトータルだと4点ぐらいだった。
■お気に入り度: ★★★★ (4.0)
■お店の情報
【奈良市尼辻町】まりお流
まりお流 【鴨肉汁と鶏肉汁の超贅沢絶品醤油ラーメン】


■来店の経緯等
・2014年1月の平日の晩、1か月ぶりの訪問。
・ブログを始めてからは25回目の訪問。
(ブログを始める前にも訪問しているが、回数は記録していないため不明)
・今回は、鴨のラーメンをやるという事なので、興味を持って訪問してみた。
■食べたメニュー
・今週の創作「鴨肉汁と鶏肉汁の超贅沢絶品醤油ラーメン」(1365円)
(2014年1月10日(月)からの週替わり限定)
■お店への到着から提供までの概要
・お店への到着時には外待ち無し。厨房対面のカウンター席に座る。
・先客は21人。
・「今週の創作」は店内に書いていない裏メニュー。「あっさり」の方で注文した。
・店員さんは7人で、男性6人と女性1人。
・水は奥の冷水機でセルフ。温かいオシボリも冷水機の横に置いてあり、セルフ。
・先に鶏肉用のポン酢が出てきた。
・注文から提供まで13分。ラーメンの後から、別皿で青ネギが出てきた。
■麺
・長方形の四角い、ウエーブのかかった太麺。
・加水やや高めの、表面が滑らかで、少し緩めの張りと結合感のある麺質。食感は、少し柔らかめの茹で加減で、噛むとムニュッとした弾力があってサクッと切れる感じの歯ごたえ。
・麺の味は、あっさりながらしっかりしている。
・スープとの絡みは強め。表面の鴨の油の風味がよく絡んでいて、バランス的には麺の味より油やタレの味の方が強かったかも。
・また、丼の中に大量の鶏肉スライスが入っていて、麺を箸ですくい難かった気がした。
■スープ
・清湯の獣系醤油。温度高めでアツアツ。
・コッテリはしていないけど、表面には鴨の油が多めに浮いている。
・出汁は、獣系メインに貝の魚介。獣系は鶏と鴨がメインで、鴨の油の風味とコクが強い中に、鶏と鴨の肉の旨味の濃厚さを感じる味わい。
・貝出汁は、バランス的には主張控えめで、スープに旨味をプラスしていた。
・タレの醤油はやや濃いめで、醤油のコクもあるけど旨味と香味もしっかりしていた。
・味付けは少し強めで、バランス的にはやや醤油ダレが強い気がしたけど、油とタレとのバランスは割と取れていた印象。
・塩分はそこそこあったけど、刺激感は無い。
■具材
・鶏肉は、モモ肉のやや薄切りスライスで、量が多かった。固くはないけど、煮えて多少引き締まった感じの歯ごたえに、味付け無しで旨味は控えめな感じながら、スープが絡んで多少の肉の味を感じるあっさりとした味わい。脂身も少し付いていたけど、スープの鴨の油が強いせいか、鶏肉の油は控えめに感じたかも。
・鶏肉を別皿のポン酢に付けてみたけど、スープの味付けが強いせいか、付けてもあまり変わらない印象だった。
・味玉は、黄身はプルッとしていて醤油ダレの効いた味付け。
・メンマは四角くて太い。ポリッとした繊維感が強めで噛むと沈み込むような歯ごたえに、強いて言えば和風っぽい感じのしっかりとした旨味と風味のある味付け。
・白ネギは長いカット。スープによく馴染んでいて、表面は滑らかでしなやかながら中身の詰まった感じの歯ごたえで、中心の方にはジューシーな風味があった。

・後半、別皿の青ネギ輪切りを投入してみた。ネギの香味が油多めのスープにサッパリ感をプラスして、良い味変化になっていた。
■全体的な味の感想
・麺は、今回は少し柔らかめの茹で加減で、ややスープ勝ちだった印象。また、麺と具の大量の鶏肉スライスとがよく絡んでいて、やや麺をすくい難かったかも。
・スープは、鶏と鴨の肉の旨味が強いながら、鴨の油の香味と醤油ダレの味付けも強い足し算の味。個人的には、もう少し油とタレが控えめでも良かった気がした。
・具は、鶏モモ肉のスライスがとにかく大量に入っていたけど、薄めのスライスで肉汁がよくスープに出ていて、出汁取り用といった感じの味と食感だった。
・また、以前に食べた鶏皮はポン酢とよく合っていたけど、今回の鶏モモスライスはあまりポン酢とは合わなかった気がした。
・青ネギは別皿での提供ながら、青ネギを入れた状態の方が旨かった。ちなみに、後でお店のWebサイトで今回のメニュー案内を見たところ「大量の青ネギを乗せます」と書いてあったので、ひょっとすると、青ネギを入れ忘れて後から出されたのかも。
・今回は、結構期待しての訪問だったけど、いろいろと過剰な感じで、全体のバランス的にはやや微妙だった気がした。
■お気に入り度: ★★★☆ (3.5)
■お店の情報
【神戸市灘区】麺家ダイナSOUL 六甲道店
麺家ダイナSOUL 六甲道店 【地鶏中濃ラーメン】


■来店の経緯等
・2014年1月11日(土)、神戸に日帰り遠征。晩に初の訪問。
■食べたメニュー
・地鶏中濃ラーメン(730円)
■お店への到着から提供までの概要
・お店への到着は21時41分頃。外待ち無しの先客4人。

・最初に、店内の券売機で食券を買う。「中濃」、「特濃」、「スーパー特濃」の3種類から「中濃」を選択。
・厨房対面のカウンター席に座り、食券を渡して注文。店員さんに太麺と細麺のどちらにするか聞かれたので、お勧めを聞いて細麺を選択。
・店員さんは男性2人。
・水はカウンターのポットでセルフ。ポットにレモンの輪切りが入っていて、水に風味が付いていた。
・注文から提供まで6分。
■麺
・四角い中細ストレート。
・加水やや高めの、表面がツルッと滑らかで、少しプリッとした感じの張りがあってエッジの効いた麺質。食感は、舌の上でツルッと踊るような滑らかさがあり、噛むと多少の柔らかな張りと弾力があってプツンと切れる感じの歯ごたえ。
・麺の味はややあっさりしている。
・スープとの絡みは割とあっさりしている。スープのゴマ油の風味が麺にサラッと絡んで、思わず昔食べた出前一丁を連想してしまった。また、スープの熱さもよく麺に絡んでいた。
■スープ
・白濁した鶏白湯。温度高めでアツアツ。
・少しトロッとしていてよく乳化しているけど、油はそれほど多くない感じ。
・出汁は鶏の獣系。多少のゼラチン感があって、油は控えめでマッタリ感は少なめの、プレーンな感じの鶏の出汁感のある味わい。魚介が入っていないので、鶏の味わいはしっかりしているけど、その分、旨味も控えめに感じたかも。
・タレは、あっさりとして控えめで、恐らくは塩ベースだと思ったけど、塩ダレっぽさがよく分からなかったので、ひょっとすると薄い醤油ベースなのかも。
・また、ゴマ油が隠し味的に入っていて、麺には風味がよく絡んでいたけど、スープ自体にはほんのりと効いていた程度だった。
・味付けは強くなくて、塩辛さや刺激感は無い。
■具材
・チャーシューは、レアの豚と鶏の二種類。
・豚は、やや薄切りの肩ローススライスで、しっとりとして滑らかな肉っぽさのある歯ごたえに、肉の旨味を感じる味わい。
・鶏は厚切りで、脂身が少し付いたムネ肉か何かのスライス。しっとりとして張りと弾力のある歯ごたえに、あっさりと淡白な味で、少しだけ付いていた脂身のコクがアクセントになっていた。
・丸くて平べったい、ワンタンか何かの皮が揚げてあり、カリッとしていて油の風味と揚げた香ばしさがあった。また、スープに浸った部分はフニャッとしていた。
・カイワレは、スープに浸ってシナッと馴染んでいて、葉っぱの部分にほのかな風味があった。
・糸唐辛子は、鶏チャーシューに乗っかっていた分だけ香味を感じた。
・その他、青ネギ輪切りが乗っていた。
■全体的な味の感想
・麺は、ツルッと滑らかな張りのある中細麺で、スープのゴマ油の風味との絡みが印象に残った。
・スープは、プレーンな味付けで鶏白湯の味わいがよく感じられたのは良かったけど、その分、麺との絡みはゴマ油頼みになっていたかも。それほどコッテリしていなかったので、本日7杯目ながら、思わずスープまで完食してしまった。
・具は、豚の肩ロースのレアチャーシューにスープの熱が通って、少しだけ面白い感じの味わいになっていた。
・個人的には、スープの鶏の出汁感は結構気に入ったけど、麺はそこそこだった印象。このスープなら、もう少し絡みの良い麺か、もしくはもう少し麺自体の旨さで食べさせる感じがあれば、もっと良くなると思った。
・ある意味、鶏白湯マニア向けのラーメンかも。
・次に訪問する機会があれば、太麺や特濃も試してみたいと思った。
・お気に入り度は、スープが4点で、トータルだと3.5点ぐらいだった。
■お気に入り度: ★★★☆ (3.5)
■お店の情報
【神戸市灘区】麺道 しゅはり
麺道 しゅはり 【潮らあめん チャーシュー3枚】


■来店の経緯等
・2014年1月11日(土)、神戸に日帰り遠征。晩に訪問。
・ブログに書くのは初めてだが、2年4か月ぶり、2回目の訪問。
■食べたメニュー
・潮らあめん チャーシュー3枚(800円)
※メニュー案内には「豚骨・鶏がらをベースに魚介だしを合わせた旨味と栄養がたっぷりのスープです。複雑で奥行きがあり、飲み進めて行く程に旨味が増してまいります。化学調味料無添加ですので、後口も良く安心して飲みほして戴けます。」と書いてあった。
■お店への到着から提供までの概要
・お店への到着は20時6分頃。外待ち無しの先客3人。

・厨房対面のカウンター席の右端の席に案内されて座り、メニューを見て注文。
・店員さんは男性2人。
・水は出してくれた。お代わりはカウンターのポットでセルフ。
・紙オシボリも出してくれた。
・カウンターには一席ずつお盆が置いてあって、その中にメニュー案内と割り箸がセットしてある。
・注文から提供まで6分。
■麺
・平打ちで少し縮れた太麺。
・加水高めの全粒粉麺で、表面は滑らかで、多少の張りはあるけどプリッとし過ぎていない感じの結合感のある麺質。食感は、少しモチッとした弾力があって、噛むとムニュッと切れる感じの歯ごたえ。
・麺の味は多加水系で、全粒粉のコクと甘味を感じる味わい。
・スープとの絡みはあっさりしている。スープの油と旨味がほんのりと絡んで、麺の旨さで食べる感じだが、麺がスープを弾く感がそれほど強くないので、これはこれでバランスが取れている印象。
■スープ
・清湯の塩。
・あっさりしていて、少し油に馴染んでいる感じがあって口当たりは滑らか。
・出汁は、獣系ベースに魚介で、魚介メイン。獣系は、あっさりしていて味的には控えめだが、スープの油に馴染んだ感じの出汁感が獣系を感じさせる味わい。
・魚介は、昆布に節系か何かだと思う。魚介の風味や旨味は控えめで、じんわりと繊細ながら濃厚な出汁感を感じる。
・タレの塩はカドが無くて、ほんのりとした塩のコクと甘味があって、出汁とよく合っていた。
・また、隠し味的なスパイスの香味を少しだけ感じた。
・味付けは穏やかで、出汁の丸みと滋味があって、塩辛さや刺激感は無い。
・スープを完食すると、丼の底には魚介の破片があった。
■具材
・チャーシューは少し厚みのある肩ローススライス。よく煮込んであって、脂身はトロッとしていて、肉の部分は少しムチッとしながら柔らかくて歯切れの良い食感。味付けはあっさりで、脂身混じりの肉のムチッとした甘味と丸みを感じる味わい。
・メンマは平べったい。あっさりとした中に、何かのスパイス系の香味を感じる味付け。
・白髪ネギは、シャキッとした歯ごたえに多少の風味があった。
・海苔は、パリッとしていて少し香ばしい感じだった。
・ワカメは、トロリとした口当たりで風味がしっかりしていた。
・桜えびは、香ばし過ぎずに優しい感じの風味があって、スープとよく合っていた。
■全体的な味の感想
・麺は、フスカケの太麺とかを少し思い出す感じの、棣鄂らしい多加水の平打ち全粒粉麺。スープとの絡みはあっさりしていたけど、麺の旨さで食べられる感じなのが良かった。
・スープは、あっさりと繊細ながら出汁感はそれなりにある感じの個性的な味。麺との相性も悪くなかった印象。
・具は、チャーシューがムチッとした甘味と丸みのある味わいで、スープともケンカしていないのが良かった。
・ワカメは、風味がスープに勝ち気味に感じたので、個人的には無くても良かったかも。
・あっさりの中にコクと甘味を感じるテイストでまとまった、オンリーワンの味。
■お気に入り度: ★★★★ (4.0)
■お店の情報
【神戸市東灘区】弘雅流製麺
弘雅流製麺 【醤油らーめん】


■来店の経緯等
・2014年1月11日(土)、神戸に日帰り遠征。夕方に初の訪問。
■食べたメニュー
・醤油らーめん(700円)
■お店への到着から提供までの概要
・お店への到着は開店前の17時59分頃。前に団体客が居て11人待ち。
・開店は18時1分。一巡目で待ち無しの入店。
・カウンター席に座り、メニューを見て「醤油らーめん」を注文。
・店員さんは男性2人。
・冷たいお茶を出してくれた。お代わりはカウンターのポットでセルフ。
・注文から提供まで6分。
■麺
・長方形で四角い、ウエーブのかかった中太麺。
・加水やや高めの、表面が滑らかで少しプリッとした張りとボリューム感があって、主張の強さの中に優しさを兼ね備えた感じの麺質。食感は、程よい張りと滑らかさのある弾力があって、噛むと少し粘ってからプツンと切れる感じの歯ごたえ。
・麺の味は、多加水系であっさりとした中に粉の旨味と甘味を感じる味わい。
・スープとの絡みは、スープの旨味がサラッと絡んで麺の旨さで食べる感じで、バランスは取れている。最初はあっさり気味に感じたけど、食べている内にだんだんしっくりと来た。
■スープ
・清湯の鶏醤油。
・あっさりしていて、油が少し浮かんでいる。
・出汁は、鶏の清湯獣系メイン。鶏油混じりの鶏の旨味と甘味があって、あっさりとして軽快ながら旨味の強い味わい。
・旨味の感じからすると昆布も使っている気もしたけど、ひょっとすると違うかも。
・タレの醤油は甘めのコクがあって、出汁と組み合わさって出汁の旨味を強めていた。
・味付けは、麺を食べるのに十分といった感じの適度な強さで、塩辛さや刺激感はない。
■具材
・チャーシューは、少し厚みのあるレアの肩ローススライス。しっとりと柔らかいながら脂身の部分に多少の筋っぽさのある歯ごたえに、肉の旨味が閉じ込められた旨味の強い味わい。
・メンマは長方形で、滑らかな歯ごたえに、あっさりとして優しいゴマ油系の風味のある味付け。
・青ネギは縦に細長いカット。長くてシャリッとしなやかな歯ごたえに、噛むとネギの風味がパッと広がる感じの味わい。
・海苔は、スープに浸すとフワッとして豊かな風味があった。
■全体的な味の感想
・麺は、リッチな食感があって麺の味も旨かった。スープとの相性も良好だった。
・スープは、あっさりとして軽快で、麺の引き立て役といった感じながら、鶏と醤油の組み合わさった甘めで旨味強めの味わいが全体をうまくまとめていた。
・具は、レアチャーシューが清湯醤油のスープとよく合っていて旨かった。
・縦切りのネギもスープと合っていたと思う。
・一口めはそこそこ旨いぐらいの印象だったけど、食べているうちに「これは旨い」と思ってきて、どんどん引き込まれていった。
・個人的には、スープとレアチャーシューとの相性の良さがツボだったかも。
■お気に入り度: ★★★★★ (5.0)

■お店の情報
【神戸市中央区】麺屋 天孫降臨
麺屋 天孫降臨 【天降らーめん しお】


■来店の経緯等
・2014年1月11日(土)、神戸に日帰り遠征。昼と夕方の合間の時間に初の訪問。
■食べたメニュー
・天降らーめん しお(650円)
■お店への到着から提供までの概要
・お店への到着は16時6分頃。外待ち無しの先客3人。

・最初に、店内の券売機で食券を買う。
・カウンター席に座り、食券を渡して注文。
・店員さんは2人で、男性1人と女性1人。
・水は出してくれた。お代わりはカウンターのポットでセルフ。
・紙オシボリも出してくれた。
・注文から提供まで4分。
■麺
・四角くてウエーブの掛かった中太麺。
・ほのかに色が付いていて加水やや低めの、中身が詰まった感じの粉の密度感があって、張りとエッジ感のある麺質。食感は、コシがあるというよりもガシッとした主張を感じる歯ごたえ。
・麺の味は、強くはないけど粉の味わいがしっかりしていて、ほのかに甘味を感じる。
・スープとの絡みは良好。スープのトロミと甘味がサラッと絡んで、麺主体の味わいながらバランスは取れていた。
■スープ
・白濁した獣系塩。
・ほんの少しだけトロッとしていて、表面に獣系の油が浮かんでおり、少しコッテリしている。
・出汁は、鶏と豚骨の獣系メインに魚介。獣系は、ゼラチン感は控えめでラードでトロミを付けている感じで、ベースの出汁に加えて乳化していないラードの風味をやや感じる味わい。
・魚介は、出汁なのかタレなのかよく分からない感じの風味があって、獣系と組み合わさって旨味を強めていた。
・タレは、塩のコクはマイルドで、コショウなのか魚粉なのかよく分からない感じの、ほのかな香ばしさがあった。
・味付けは控えめで、塩辛さや刺激感はない。
■具材
・チャーシューは、少しだけ厚みのある巻きバラスライス。脂身は柔らかくて、肉の部分は引き締まった感じの弾力があってしっかりめの歯ごたえに、脂身の甘味とタレの味付けが肉の味を引き立てていた。
・メンマは四角くて細長い。ポリッとした繊維感が強めの歯ごたえに、あっさりとして少し香ばしさを感じる味付け。
・豆苗は、スープに馴染みながらも多少の主張のある歯ごたえと風味があった。
・白ネギは細長いカット。シャリッと優しい歯ごたえにサッパリとした風味があったけど、スープとのバランス的にはやや大人しく感じたかも。
・糸唐辛子の風味や辛味はあまり感じなかった。
■全体的な味の感想
・麺は、主張のある食感で、スープとのバランスも取れていたと思う。
・スープは、獣系白湯ベースに魚介をプラスした、今風の無化調っぽい感じのテイスト。ラードの風味が少し立っていたのと、魚粉なのかスパイスなのかよく分からない感じの香ばしさがあったのが印象に残った。
・具は、チャーシューが良かった。豆苗もスープと合っていたと思う。
・ひとことで言えば、今風のラーメンといった印象。
■お気に入り度: ★★★★ (4.0)
■お店の情報
【神戸市兵庫区】みそラーメン さつき
みそラーメン さつき 【味噌ラーメン】


■来店の経緯等
・2014年1月11日(土)、神戸に日帰り遠征。昼に初の訪問。
■食べたメニュー
・味噌ラーメン(550円)
■お店への到着から提供までの概要
・お店への到着は13時頃。外に2人待ち。
・到着から6分待ちで入店。先客9人で、厨房対面のカウンターの1席だけ空いている席に座る。
・壁のメニューを見て「味噌ラーメン」を注文。
・店員さんは2人で、男性1人と女性1人。
・冷たいお茶を出してくれた。お代わりはカウンターのポットでセルフ。
・店内には液晶テレビがあって、テレビ番組が映っていた。
・注文から提供まで10分。
■麺
・四角い中細ストレート。
・少し黄色くて加水中くらいかやや低めの、表面が滑らかでしなやかな、エッジの効いた麺質。最初は少し絡まり気味に感じた。食感は、少し柔らかめの茹で加減で、ヤワくはないけど少ししなやかな感じで、主張控えめの歯ごたえ。
・麺の味は、カンスイの効いた中華麺らしい味で、強くはないけどしっかりしている。
・スープとの絡みは、スープの味噌のコクがよく絡んでいた。スープの温度が高めで少しトロッとしているので、細身の麺とのバランス的にはスープの方が強かったと思う。
■スープ
・獣系味噌。温度高めでアツアツ。
・少しだけトロッとしていて、表面に乳化した油の層がある。
・出汁は恐らく獣系ベースで、油の感じからすると白湯系か。ゼラチンというよりは乳化した油でトロッとしていて、獣系の油の丸みと甘味のある味わい。
・タレの味噌はやや赤めで、コクが強めのリッチな味噌感がメインの味わい。
・味付けはしっかりしていて、塩気も多少感じるけど、スープの油の丸みや甘味がうまくバランスしていて口当たりを丸めている。
・スパイス系の刺激感はない。
■具材
・チャーシューは、やや薄切りで脂身少なめのバラスライス。少しだけパサッとして引き締まった感じの歯ごたえに、昔風のチャーシューの味付け。
・太モヤシは、やや柔らかめに茹でてあって、しんなりとした歯ごたえにやや水っぽい感じの味わい。麺と絡むとやや麺に勝ち気味ながら、量が多くないのでそれほど気にはならなかった。
・青白ネギの輪切りは、やや細めで少し幅のあるスライス。口に入ると多少の香味の主張があったけど、バランス的にはスープの方が強かったかも。
■全体的な味の感想
・麺は、やや柔らかめの中細麺で、スープの味噌の風味との絡みは良かったけど、個人的には、スープの熱さやトロミにやや押され気味に感じたかも。
・スープは、味噌自体の旨さを前面に出したタイプで、味噌の味の濃さと乳化した油の丸みや甘味とのバランスがよく取れていたのが良かった。
・どちらかと言うと昔風の味に感じたけど、味噌の味が魅力的で、個性が感じられたのが良かった。
・地元の人気店で、寒い季節にぴったりの味噌ラーメンだった。
■お気に入り度: ★★★☆ (3.5)
■お店の情報
【神戸市中央区】らーめん 会
らーめん 会 【豚鶏節らーめん3.0】


■来店の経緯等
・2014年1月11日(土)、神戸に日帰り遠征。昼に初の訪問。
■食べたメニュー
・豚鶏節らーめん3.0(650円)
※メニュー案内には「豚骨と豚頭、鶏がらを、二度圧力鍋で旨味を一気に抽出したスープと、別取りした鶏のモミジスープ、羅臼昆布と、三種の削り節(カツオ、サバ、ウルメイワシ)、さんま干し、貝柱、あご(トビウオの煮干し)、椎茸の、魚介ダシを最後に合わせた、動物ダシと魚介ダシを味わう、身体に優しい無化調の魚介豚骨らーめんです。香味油に、かつお油を使用。」と書いてあった。
■お店への到着から提供までの概要
・お店への到着は開店直後の11時32分頃。外に先客4人。
・最初に店外の券売機で食券を買う。
・到着から2分後に入店。厨房対面のカウンター席に座り、食券を渡して注文。
・店員さんは3人で、男性2人と女性1人。
・水はカウンターのポットでセルフ。コップは陶器製だった。
・注文から提供まで12分。
■麺
・長方形の四角い、ウエーブのかかった中細麺。
・少し色の付いた加水中くらいかやや低めの、表面は全粒粉麺みたいに少しボソッとした感じがあって、引き締まった密度感があってエッジの効いた麺質。食感は、固くはないけどややガチッとした感じのコシがあって主張のある歯ごたえ。
・麺の味は、粉のコクを感じる味わい。
・スープとの絡みは良好。スープの魚介の風味が程よく絡んで、トロッとしたスープと引き締まった麺とのコントラスト感があった。
■スープ
・白濁した獣系魚介醤油。
・トロッとしていて、表面にサラッとした香味油が浮かんでおり、少しコッテリしている。
・出汁は、豚骨と鶏の獣系ベースに魚介。獣系は、少しトロミがあるけど、ゼラチン感よりもミルキーでクリーミーな油の乳化感が強めの味わい。粘度はそれほど高くはないけど、ややボテッとしていて、多少の厚みを感じる。
・魚介は、スープ自体の味では旨味メインで風味は主張し過ぎずに、獣系のクリーミーさとうまく組み合わさっている。麺との絡みでは、油に仕込んだ節系の風味が程よく主張していた。
・タレは恐らく薄い醤油ベース。味付けは控えめで、獣系や魚介の旨味を引き立てている感じ。塩辛さや刺激感は無い。
■具材
・チャーシューは、肩ロースと軟骨の二種類。
・肩ロースチャーシューは、少し厚みのあるスライスで、よく煮込んであって柔らかくて歯切れの良い食感に、ムチッとした甘味を感じる味わい。
・軟骨チャーシューは、中がモチッと柔らかい弾力のある歯ごたえで、表面に醤油ダレの甘旨い味付け。
・メンマは平べったい。柔らかで滑らかな張りのある歯ごたえに、あっさりとして少しゴマ油の風味の効いた味付け。
・青ネギは、輪切りの輪が切れた感じのスライスで、多少の香味があってスープと合っていた。
■全体的な味の感想
・麺は、ややボソッとして引き締まった主張のある歯ごたえで、トロッとしてクリーミーなスープとの対比が面白かった。
・スープは、ミルキーでクリーミーな獣系に魚介をバランス良く組み合わせていて、出汁の旨味とマッタリ感とのハーモニーが素敵。
・具は、デフォで軟骨チャーシューが入っていて、スープとも合っていたと思う。
・ネギも、風味がスープと合っていた。
■お気に入り度: ★★★★☆ (4.5)

■お店の情報
【神戸市中央区】もっこす 総本店
もっこす 総本店 【中華そば】


■来店の経緯等
・2014年1月11日(土)、神戸に日帰り遠征。朝と昼の合間の時間に初の訪問。
・このお店は24時間営業なので、この日の1軒目で訪問してみた。
■食べたメニュー
・中華そば(700円)
■お店への到着から提供までの概要
・お店への到着は10時1分頃。外待ち無しの先客6人。

・大きなテーブルの席に座り、壁のメニューを見て注文。
・店員さんは男性5人。
・水は出してくれた。お代わりはテーブル上に置いてあるアウトドア用のポットでセルフ。
・テーブルトッピングがいろいろ置いてあった。
・注文から提供まで4分。
■麺
・四角い細麺ストレート。
・少し黄色くて加水低めの、粉の質感があって引き締まった麺質。食感は、サクッとしたキレのある歯ごたえ。
・麺の味はしっかりしている。
・スープとの絡みはあっさりしているが、細麺なのでバランスは良好。スープの豚の風味とタレの旨味がサラッと絡んで、食欲をそそる味わい。
■スープ
・白濁した獣系醤油。
・割とサラッとしているが、ほんの少しトロミがある。
・出汁は豚の獣系。あっさりしているけど、多少の豚の油混じりのゼラチンのトロミがあって、甘味と丸みがあってほのかに豚の風味を感じる味わい。店内の案内書きには豚足や豚皮、野菜も使用していると書いてあったので、トロミは豚足や豚皮、甘味は野菜由来だと思う。
・タレの醤油は旨味メインでカドはない。タレの旨味が強めで、ニンニクも少し入っている感じの、適度にパンチのある味わい。
・味付けはしっかりしていて、タレの旨味が勝ち気味ながら、出汁の甘味や丸み、豚の風味もきちんと存在を感じられた。
・塩辛さや刺激感は無い。
■具材
・チャーシューは、やや薄切りで脂身付きのモモスライスで、枚数多め。パサッとはしておらずに、少し引き締まった感じの肉っぽい弾力のある歯ごたえに、味付けあっさりで肉の旨味を感じる味わい。
・太モヤシは適度に茹でてあり、柔らかな張りがあってポリッとした歯ごたえに、やや水っぽくて多少の旨味を感じる味わい。麺と絡むと、麺よりも強い感じ。
・青ネギは、香味は強くなくて、モヤシの方が強かった印象。
■全体的な味の感想
・麺はキレのある細麺で良かった。スープとのバランスもよく取れていた。
・スープは、ライト気味でタレの旨味が強めながら、きちんと出汁のトロミや甘味、豚の風味も感じられたのが良かった。
・具は、チャーシューが良かった。枚数も多くて満足できた。
・太モヤシは、麺に勝ち気味だったかも。
・どちらかと言うと地元のソウルフード系の味で、バランスが良くてサクッと食べられるのが良かった。
■お気に入り度: ★★★☆ (3.5)
■お店の情報
【奈良市富雄元町】麺屋 あまのじゃく 本店
麺屋 あまのじゃく 本店 【海老ワンタン麺】


■来店の経緯等
・2014年1月の平日の晩、3週間ぶり、4回目の訪問。
(訪問回数は、ブログに書いていない分を含む)
・今回は、冬季限定メニューの「海老ワンタン麺」が、奈良のタウン情報誌「ぱーぷる」の読者限定クーポン「ラーポン」を提示すれば500円になるとの事なので、訪問してみた。
(注:このお店での「ラーポン」特典は2014年1月10日で終了しています。)
■食べたメニュー
・期間限定の「海老ワンタン麺」(800円)
(2013年11月5日(火)から2014年3月28日(金)までの期間限定)
※2013年12月26日(木)から2014年1月10日(金)まで、「ラーポン」提示で500円
■お店への到着から提供までの概要
・お店への到着時には外待ち13人。
・到着から約35分待ちで入店。
・カウンターの右端の席に座り、「ラーポン」を提示して「海老ワンタン麺」を注文。
・店員さんは2人で、男性1人と女性1人。
・水は出してくれた。お代わりはカウンターのポットでセルフ。
・注文から提供まで4分。
■麺
・中くらいの太さでウエーブのかかった麺。
・白くて加水やや低めか中くらいの、滑らかな粉の質感があって、張りと丸みのある麺質。食感は、噛むと少しムニュッと沈み込んでから切れる感じの歯ごたえ。
・麺の味は、白い粉のあっさりとした味わいで、ほのかな甘みも感じる。
・スープとの絡みはあっさりしているけど、スープのピリッとした感じが麺の味を引き立てており、バランスは取れていた。
■スープ
・清湯の魚介。
・サラッとしていて、表面に香味油が浮かんでいて、赤い辛味がトッピングしてある。
・出汁は恐らく清湯獣系ベースに節系の魚介。表面の香味油や辛味が効いていて、あまり出汁の風味は主張しないけど、あっさりとした旨味が味のベースになっていて、後味には節系の魚介の風味が残る感じがあった。
・タレは、最初は塩ベースかと思ったけど、塩ダレっぽさはあまり感じなかったかも。後で調べたところ、醤油ダレという説もあるみたいで、正直言って、塩か醤油かよく分からない感じだった。
・そこに、表面の油やスパイス系の香味が組み合わさっている。油は、少し香ばしい感じがあって、実食時は気付かなかったけど、後から考えると海老系の香味だったのかも。
・トッピングの赤い辛味を溶かすとピリッとした辛味がプラスされるけど、辛味や刺激感はそれほど強くはなくて、麺の味を引き立てるアクセントになる程度だった。
■具材
・チャーシューは、少しだけ厚みのある巻きバラスライス。柔らかく煮込んだ上から片面を焼いていて、箸でつかむと切れるくらいにトロッと柔らかい歯ごたえに、焼けたタレの香ばしさがあって油の甘味と丸みのある味わい。
・ワンタンは3個。皮は薄めでツルッとしていて、食べる際に破けない程度にしっかりしている。具は、ミンチとむき身の小海老で、ミンチにショウガか何かの香味が効いていて、小海老はプリッとした心地よい歯ごたえがあった。
・チンゲン菜か何かの葉っぱは、軸が肉厚で柔らかい張りのある歯ごたえで、コクは強くなくてあっさりとした味だった。
・白髪ネギは赤い辛味を乗せる台になっていて、細いカットで食感や風味の主張は控えめだった。
・海苔はパリッとしていた。
■全体的な味の感想
・麺は、スープとの相性的に粉の味わいをよく感じられたのが良かった。
・スープは、出汁の風味よりも油やスパイスの香ばしさが前に出た感じの味わいで、ピリッとした感じがありながらも、辛味や刺激感はそれほど強くはなかった印象。
・具は、海老ワンタンの、ショウガの効いたミンチとプリッとした小海老とのハーモニー感が良かった。
・寒い季節向きの、ちょいピリのスープで温まる感じの一杯だった。
■お気に入り度: ★★★☆ (3.5)
■お店の情報
【奈良市鳥見町】鯛だしそば・つけ麺 はなやま
鯛だしそば・つけ麺 はなやま 【鯛だし塩そば】


■来店の経緯等
・2014年1月の平日の晩、7か月ぶり、5回目の訪問。
(訪問回数は、ブログに書いていない分を含む)
・この日は、久しぶりにこのお店の「鯛だし塩そば」を食べたいと思い、訪問してみた。
■食べたメニュー
・鯛だし塩そば(極細麺)(650円)
■お店への到着から提供までの概要
・お店への到着時には外に4人待ち。

・到着から2分待ちで入店。厨房対面のカウンター席に座り、メニューを見て「鯛だし塩そば」注文。
・店員さんは男性2人。
・水はカウンターのポットでセルフ。
・注文から提供まで10分。
■麺
・四角い細麺で、少しウエーブがかかっている。
・白くて加水やや高めの、表面がツルッと滑らかでプリッとした透明感と結合感があって、細身なりの張りがあってエッジの効いた麺質。食感は、固くはないけど引き締まった感じの主張があって、噛むと少しだけ粘ってからパツンと切れる歯ごたえ。
・麺の味は、プリッとしていてあっさりとした素麺風。
・スープとの絡みは良好。スープの魚介の甘いコクがあっさりと絡んで、細麺なのでバランスも良好。
■スープ
・清湯の魚介塩。提供時の温度は高め。
・あっさりしているけど出汁感は割と濃厚で、油が少し浮かんでいる。
・出汁は、清湯獣系ベースに鯛煮干の魚介。獣系は恐らく鶏で、コクはあっさりしているけど、油との馴染み具合が獣系の存在を感じさせる味わい。
・魚介は、鯛煮干か何かの独特の甘いコクがメインで、ややシンプルな味わい。魚介は結構繊細で、具のチャーシューやメンマの味が魚介の風味に勝ち気味のように感じた。
・塩ダレは、塩の主張は控えめで、魚介の風味の方が前に出ている感じながら、じんわりとしたコクが出汁の味を引き立てている。
・味付けは控えめで、塩辛さや刺激感は無い。
■具材
・チャーシューは、厚切りを更に斜めにスライスして二枚にした感じのバラスライス。脂身はトロッと柔らかくて、肉の部分は柔らかいながら少し引き締まった感じの歯ごたえに、旨味があってあっさりとした味付けで脂身混じりの肉のコクを感じる味わい。
・メンマは太くて四角い。噛むと沈み込むようなボリッとした繊維感のある歯ごたえに、多少のゴマ油系の旨味を感じるしっかりとした味付け。
・菊菜は、シャリッとして優しい感じの張りのある軸の歯ごたえに、あっさりとしたコクを感じる味わい。
・海苔は、スープに浸すとフワッと優しい風味があってスープと合っていた。
■全体的な味の感想
・麺は、細身ながらエッジが効いていて、プリッとしてパツンとした歯ごたえ。麺の味はあっさりしていて、魚介の甘いコクとの絡みが良好だった。
・スープは、鯛煮干か何かの甘いコクがメインのシンプルで繊細な味わい。途中でチャーシューを食べると、急に魚介の風味が弱まったように感じたかも。
・約2年ぶりに食べたけど、個人的には、先日食べた系列店の「ハナヤマZ」の塩ラーメンの方が気に入ったかも。
■お気に入り度: ★★★★ (4.0)
■お店の情報
【松原市】ラーメン大和 松原店
ラーメン大和 松原店 【やまとラーメン(松)】


■来店の経緯等
・2014年1月の平日の昼に初の訪問。
・事前に何の予備知識も無しに、たまたま見つけて訪問。ちなみに、後で調べたところ、豚吉グループのお店の模様。
■食べたメニュー
・やまとラーメン(松)(700円)
※メニュー案内には「こだわりのこってりしょうゆ味」と書いてあった。
・おにぎり(1個)(ランチタイムサービス)
■お店への到着から提供までの概要
・お店への到着時には外待ち無し。

・大箱のお店で、先客は21人。
・厨房対面のカウンター席に座り、メニューを見て注文。ちなみに、やまとラーメンは
やまとラーメン(松)700円 焼豚3枚
やまとラーメン(竹)850円 焼豚5枚 玉子半玉
やまとラーメン(梅)950円 焼豚7枚 玉子半玉
の3種類があり、松竹梅の松が一番安かった。
・やまとラーメン(松)を注文すると、麺大盛と「超こってり」が無料との事だったが、どちらも普通で注文。また、ランチタイムはおにぎり2個サービスとの事で、1個だけ頼んでみた。
・店員さんは5人で、男性3人と女性2人。接客はきちんとしていた。
・水は出してくれた。お代わりはカウンターのポットでセルフ。
・店内にキムチバーがあり、キムチの他、各種トッピング類が置いてあった。
・注文から提供まで6分。
■麺
・少しウエーブのかかった中ぐらいの太さの麺。
・加水やや高めの、表面がツルッと滑らかで、カンスイが効いてシコシコした感じの、丸みのある麺質。食感は、多少の弾力を感じる歯ごたえ。
・麺の味は、強くはないけどしっかりしていて、中華麺らしさを感じる味わい。
・スープとの絡みは、スープの旨味が程よくサラッと絡んで、麺の味とのバランスが取れていた。
■スープ
・背脂獣系醤油。提供時の温度高め。
・サラッとしていて、表面に背脂と油が浮かんでいる。
・出汁は獣系。あっさりしていて、清湯もしくは微乳化ぐらいの感じ。
・タレの醤油は甘めでカドは無い。タレの旨味がしっかりしていて、表面の油の甘味や丸みとうまく組み合わさっていた。
・どちらかと言うと、昔ながらの背脂醤油ラーメンといったテイストで、それほどコッテリはしていなかったと思う。
・スープの熱さもあってか、舌には少しだけピリッとした後味があったけど、スープ自体の味は旨味メインで、塩辛さや刺激感は無かった。
■具材
・チャーシューは、やや厚みのあるバラスライス。脂身がトロッと柔らかくて、肉の部分は柔らかい中に多少の繊維感を感じる歯ごたえに、マイルドで甘旨い味付けの中に脂身のコクを感じる味わい。
・メンマは細い。柔らかくて滑らかで少しポリッとした歯ごたえに、あっさりとした味付け。
・モヤシが入っていたけど、量が少なめであまり目立たなかった。
・青白ネギの輪切りは太くて量が多め。サッパリとしてジューシーな風味がスープとよく合っていた。
■おにぎりとキムチ

・おにぎりは、三角形でごま塩がトッピングしてある。ご飯が温かくてフワッとしていた。
・キムチはキムチバーでセルフ。酸味や辛味が強すぎずに、白菜の旨味とキムチの辛味のバランスが取れていた印象。
■全体的な味の感想
・麺は、昔風の中華麺という感じで、ツルッと食べられた。
・スープは背脂醤油で、スープ自体はあっさりとライト気味だったけど、背脂をうまく組み合わせて甘味と丸みを付けていた印象。
・具は、ネギがスープと合っていて良かった。
・全体的に昔風のテイストでまとまっていて、この系統のラーメンが好きな人なら満足できると思った。
■お気に入り度: ★★★ (3.0)
■お店の情報
【大阪市城東区】煮干そば ひのき屋⇒中華そば ひのき屋
煮干そば ひのき屋 【濃厚煮干し中華そば】


■来店の経緯等
・2014年1月の平日の晩、4か月ぶり、3回目の訪問。
・大和Noodle店主会特製缶バッヂ集めの6軒目、ラストのお店として訪問。
■食べたメニュー
・濃厚煮干し中華そば(700円)
※メニュー案内には「鶏白湯スープにたっぷりの煮干し類を入れた香り高い煮干しスープ」と書いてあった。
■お店への到着から提供までの概要
・お店への到着時には外待ち無しの先客8人。
・厨房対面のカウンター席に座り、メニューを見て「濃厚煮干中華そば」を注文。
・店員さんは男性1人。
・水は出してくれた。お代わりはカウンターのポットでセルフ。
・注文から提供まで7分。
■麺
・四角くて、少しウエーブのかかった中細麺。
・白くて加水中くらいかやや低めの、表面が滑らかでキメが細かくて中身が詰まった感じの粉の密度感があって、エッジの効いた麺質。食感は、やや固めの茹で加減で、噛むと少しネチッと粘ってからパツッと切れる感じの主張のある歯ごたえ。
・麺の味は、白い粉の味わいがしっかりしている。
・スープとの絡みは、スープのトロミと旨味が程よくサラッと絡んで、麺の味で食べる感じ。煮干のコクの絡みは、あまり強くなくてあっさりしていた。
■スープ
・白濁した獣系煮干醤油。
・ほんの少しトロミがあって、多少の油が乳化しているけど、それほど重たくはない感じ。
・出汁は、鶏の獣系ベースに煮干の魚介。獣系は、多少の油混じりのトロミがあって、ゼラチン感やマッタリ感は強くないけど丸みと旨味があって、煮干のコクを支えるベースになっていた。獣系のコクは、タレや魚介とのバランス的にはやや控えめに感じたかも。
・魚介は煮干メインで、濃厚でふくよかなコクを感じる味わい。コクが濃い分、多少の苦味も感じるけど、旨味や丸みがうまくバランスしている。前半は特に煮干が強かったけど、後半になると、獣系とタレの味わいもだんだん強まって来た感じだった。
・タレの醤油は旨味メインで、カドは無いけど割としっかりしていて、出汁の獣系の丸みや煮干のコクとを良くまとめて一体化していた印象。
・味付けは適度な強さで、塩辛さや刺激感は無い。
■具材
・チャーシューは、やや厚みのある肩ローススライス。よく煮込んでいて、脂身はトロッとしていて、肉の部分は柔らかいながら適度に引き締まった弾力のある歯ごたえに、甘旨くて丸みのある味付け。
・メンマは白くて平べったい。柔らかくて滑らかながらパリポリとした歯ごたえに、あっさりとした味。
・水菜は短いカットで、サッパリとみずみずしいテイスト。
・青ネギ輪切りは、水菜と組み合わさった感じで主張はあまり強くなかったかも。
・玉ネギは小さいカット。シャリッと優しい歯ごたえに、サッパリとみずみずしい味わいがスープとよく合っていた。
■全体的な味の感想
・麺は、白くて加水やや低めのエッジの効いた中細麺で、味も歯ごたえも主張があって良かった。スープとの絡みは、煮干のコクの絡みが控えめに感じたかも。
・スープは、煮干の濃厚でリッチなコクがあって、獣系の丸みやタレの味付けともよくバランスしていた印象。
・昨年9月に食べた「煮干し醤油中華そば」と較べると、麺と煮干が強くなって、メリハリのある分かりやすい味になったと思う。
・個人的には、もう少し麺と煮干との絡みの妙が感じられれば、もっと良くなると思った。
■お気に入り度: ★★★★ (4.0)
■その他
・お店にて、大和Noodle店主会の特製缶バッヂ(200円)が販売されていた。売上金はチャリティーイベントの運営に充てるとの事なので、応援したいと思い、ひのき屋限定版を1個購入した。

・大和Noodle店主会缶バッヂ集めの旅の結果は、「麺屋 いちびり」限定版だけ売り切れでフルコンプ出来なかったけど、それ以外の7種類をゲットした。

左上: 「煮干そば ひのき屋」限定版
左下: 「ラーメン家 みつ葉」限定版
中央上:「屋台ちかみちらーめん」限定版
中央: 大和Noodle店主会公式版(NOROMAで購入)
中央下:大和Noodle店主会公式版(まほろば大和市で購入)
右上: 「麺屋NOROMA」限定版
右下: 「麺処 と市」限定版
■お店の情報
【橿原市】麺屋 いちびり
麺屋 いちびり 【らーめん】


■来店の経緯等
・2014年1月4日(土)の晩、4か月ぶり、2回目の訪問。
・大和Noodle店主会特製缶バッヂ集めの5軒目。
■食べたメニュー
・らーめん(680円)
■お店への到着から提供までの概要
・お店への到着は19時5分頃。外に家族連れ2組の7人待ち。
・1人だったので、空席の関係で先に案内してもらい、到着から16分待ちで入店。
・最初に店内の券売機で食券を買う。
・厨房対面のカウンター席に座り、食券を渡して注文。
・店員さんは男性2人。
・水はカウンターのポットでセルフ。
・紙オシボリもカウンターに置いてあり、セルフ。
・注文から提供まで4分。
■麺
・少し縮れた中太麺。
・加水やや高めの全粒粉麺で、表面が滑らかで適度に引き締まった結合感のある麺質。食感は、固くはないけどややボソッとしていて、噛みごたえのあるしっかりめの歯ごたえ。
・麺の味は、多加水系で全粒粉のコクが強めの味わい。
・スープとの絡みは、麺がスープを弾く感じでややあっさりしているが、魚介の風味がサラッと絡んで、麺の味とのバランスはそれなりに取れていた。
■スープ
・白濁した獣系魚介醤油。
・サラッとしていて、表面に魚介を仕込んだ油が浮いている。
・出汁は獣系ベースに魚介。獣系は、ゼラチン感は少なめでサラッとライトながら、スープ自体の味は魚介よりも獣系の丸みや旨味の方が強かった印象。
・魚介は、恐らく煮干しメインに節系も入っていて、スープ自体の味では魚介の風味は割と控えめだったが、麺には魚介がよく絡んでいた。
・タレの醤油はコクが控えめで、獣系の丸みや魚介の風味を生かしながら旨味をプラスしている感じ。
・味付けはそれほど強くなくて、塩辛さや刺激感は無い。
■具材
・チャーシューは、少し厚みのある肩ローススライス。柔らかい中に多少の肉っぽさのある歯ごたえに、あっさりとした味付けが脂身のコク混じりの肉の旨味を引き立たせていた。
・メンマは平べったい。柔らかくて滑らかな歯ごたえに、あっさりとしてほのかな旨味を感じる味付け。
・白ネギ輪切りは、シャリッと優しい歯ごたえがあって、スープとのバランス的に適度な存在感があった。
・ナルトは、少し厚みがあってムニュッとした歯ごたえ。
・海苔は味付け無し。
■全体的な味の感想
・麺は、加水高めの全粒粉麺で、スープとの絡みは、強めの麺に魚介の風味がサラッと絡むつけ麺風の個性的なテイスト。食感が引き締まっていたのは良かったと思う。
・スープは、ライト気味の白濁獣系に魚介の風味を組み合わせていて、スープ自体の味ではそれほど魚介が強くないながら、麺との絡みでは魚介の方が強いのが印象的だった。つけ麺のつけ汁と較べて味付けが強くないので、獣系出汁がどういう感じなのか分かりやすいのは良かったと思うけど、個人的には、もう少し旨味が欲しかったかも。
・基本的にはつけ麺と似た感じのテイストなので、個人的には、つけ麺の方がより麺を味わえる分お勧めだと思うけど、ラーメンの方も、まとまりが良くて食べやすかった印象。
■お気に入り度: ★★★☆ (3.5)
■その他
・大和Noodle店主会の特製缶バッヂは、既に完売していたので買えなかった。売上金はチャリティーイベントの運営に充てるとの事なので、完売していて良かったと思った。
■お店の情報
【磯城郡田原本町】潮の風吹くラーメン ハナヤマZ
潮の風吹くラーメン ハナヤマZ 【ハナヤマ塩ラーメン】


■来店の経緯等
・2014年1月4日(土)の夕方に初の訪問。
・このお店は、「鯛だしそば・つけ麺 はなやま」の4号店で、2013年11月1日(金)にオープンした新店。
■食べたメニュー
・ハナヤマ塩ラーメン(680円)
■お店への到着から提供までの概要
・お店への到着は17時52分頃。外待ち無しの先客9人。

・厨房対面のカウンター席に座る。
・メニューを見て注文。メニューの種類が多かったけど、初訪なのでデフォの「ハナヤマ塩ラーメン」を選択。
・店員さんは3人で、男性2人と女性1人。
・水は出してくれた。お代わりはカウンターのポットでセルフ。
・注文から提供まで9分。
■麺
・平打ちで少しウエーブのかかった、中くらいの太さの麺。
・白くて加水中くらいの、表面がツルッと滑らかでキメの細かな結合感のある麺質。食感は、弾力少なめでややペラッとしたコシのある、強いて言えばややプラスチッキーさを感じる歯ごたえ。
・麺の味は、プレーンというかあまり強くない、あっさりとしたテイスト。
・スープとの絡みはあっさりながら良好。スープの繊細な魚介の風味が平打ちの麺にサラッと絡んで、麺の味も強くないのでバランスは良好だった。
■スープ
・清湯の塩。
・あっさりしていて、少し油が浮かんでいる。
・出汁は清湯獣系ベースに魚介。獣系は、あっさりと繊細な旨味があって、獣系のコクは控えめ。
・魚介は恐らく節系と昆布で、表面の油にも魚介の風味を仕込んでいる感じ。魚介のコクは強すぎずに、優しくて繊細な風味と旨味を感じる味わい。
・その他、具材の影響かも知れないけど、野菜系の味も少し感じた気がした。
・塩ダレは、塩気は強くなくてほんのりとした塩のコクがあって、出汁とよくバランスしていて出汁の味わいを引き立てていた。
・味付けは強くなくて、塩辛さや刺激感は無い。
■具材
・チャーシューは、分厚いバラスライス。柔らかいながら厚みなりの食べごたえのある歯ごたえに、脂身混じりの肉のコクを引き立てる味付け。
・穂先メンマは大きめで、柔らかいながら多少の繊維感があって噛むとスッと切れる感じの歯ごたえに、旨味があってしっかりとした味付け。
・小松菜は、シャクッとみずみずしい張りのある歯ごたえに、あっさりとしたコクを感じる味わい。
・白ネギは斜め切りで、優しい歯ごたえに、ジューシーなネギの風味があった。
■全体的な味の感想
・麺は、食感がややペラッとしている気もしたけど、あっさりとしてプレーンな味わいが繊細なスープとよく合っていた。
・スープは、あっさりとして繊細な出汁感があって良かった。出汁と塩ダレとのバランスも良好。
・具は、チャーシューが分厚くて食べごたえがあって、スープともケンカしていないのが良かった。
・全体的にあっさりとバランス良くまとまっていて、色々ある中の一番基本のメニューながら満足度は高かった。
■お気に入り度: ★★★★☆ (4.5)
■お店の情報
【大阪市北区】麬にかけろ 中崎壱丁 中崎商店會1-6-18号ラーメン
麬にかけろ 中崎壱丁 中崎商店會1-6-18号ラーメン 【貝運めで鯛ら~めん2014ver】


■来店の経緯等
・2014年1月4日(土)の昼、2か月ぶり、6回目の訪問。
■食べたメニュー
・期間限定の「貝運めで鯛ら~めん2014ver」(880円)
(2013年12月30日および2014年1月3日~5日限定。1日50食限定)
※メニュー案内には「鯛・ホタテ・はまぐり・あさりを出汁に沢山使いました。深みのある醤油とロースト醤油でアクセントを加えました。あえてシンプルにまとめております。派手さはないですが味わって食して頂けると幸いです。」と書いてあった。
■お店への到着から提供までの概要
・お店への到着は12時35分頃。外に12人待ち。
・到着から46分後の13時21分頃、先に店内の券売機で食券を買う。
・到着から約50分待ちで入店。カウンター席に座る。
・店員さんは男性1人。店主さんだけだった。
・ジャスミン茶はカウンターのポットでセルフ。
・注文から提供まで9分。
■麺
・四角くて少しウエーブのかかった中細麺。
・加水高めの、表面が滑らかでプルッと柔らかな張りがあって、エッジの効いた麺質。食感は、やや柔らかめの茹で加減で、優しいながらキレを感じる歯ごたえ。
・麺の味は、多加水系で多少の粉のコクを感じる味わい。
・スープとの絡みは良好。スープの旨味と貝の風味が適度に絡んで、麺の味とのバランスも良好だった。
■スープ
・清湯の魚介醤油。
・あっさりしていて、多少の油が浮かんでいる。
・出汁は、貝の効いた魚介がメイン。獣系は、入っているような気もしたけど、かなりあっさりしているので、ひょっとすると獣系不使用かも。
・魚介は蛤メインで、アサリやホタテも多少混じった厚みのある旨味がメインの味わい。メニュー案内では鯛も書いてあったが、よく分からなかったかも。
・タレの醤油のコクは、出汁の旨味とのバランスの取れた程よい強さながらカドは無くて、出汁の旨味をよく引き立てていた。
・多少の塩気はあるけど、旨味もあるので塩辛さや刺激感は無い。
■具材
・チャーシューは豚と鶏の二種類。
・豚チャーシューは、少し厚みのあるレアの肩ローススライスで、しっとりと滑らかで柔らかな歯ごたえに、肉の閉じ込められた旨味がタレの味付けで引き立っていた。
・鶏チャーシューは、ムネ肉かササミの厚切りスライスで、ムチッと柔らかな歯ごたえに、あっさりとした味。
・穂先メンマは、柔らかで歯切れの良い食感に、旨味があってしっかりした味付け。
・蛤は、ムチッと柔らかな弾力のある歯ごたえに、ややあっさりとした独特の旨味のある味わい。
・カイワレは優しい歯ごたえで、麺とよく絡んで苦味は少なめだった。
・その他、スープの中に帆立貝柱の小さなカットが入っていた。柔らかくて多少の弾力のある歯ごたえに、旨味がしっかりしていてスープとよく合っていた。
■全体的な味の感想
・麺は、やや柔らかめに感じたけど、スープとの相性が良くて麺の味もよく引き立っていた。
・スープは、蛤メインのあっさりとして旨味の強い味わいで、貝の旨味と醤油ダレとのバランスがよく取れていた印象。
・具は、豚のレアの肩ロースチャーシューが良かった。
・具材は、二種類のチャーシューに蛤や帆立貝柱と豪華だったけど、それほど押しは強くなかった印象。
・インパクト型ではなくて、良くまとまっていて落ち着いた味わいの一杯だった。
■お気に入り度: ★★★★ (4.0)
■お店の情報
【奈良市南京終町】麺屋 NOROMA
麺屋 NOROMA 【ニボシシラーメン】


■来店の経緯等
・2014年1月4日(土)の昼、一週間ぶり、8回目の訪問。
・この日限定でイノシシの白湯ラーメンを提供するとの告知があったので、興味を持って訪問してみた。
■食べたメニュー
・この日限定の「ニボシシラーメン」(800円)
(2013年1月4日限定。20食限定)
■お店への到着から提供までの概要
・お店への到着は開店前の10時8分頃。既に1人待ち。
・待ち人数は、10時30分頃に4人、10時40分頃に6人、11時頃に10人、11時20分頃に19人だった。
・開店は11時25分。テーブル席に相席で座り、限定の「ニボシシラーメン」を注文。
・店員さんは3人で、男性2人と女性1人。
・水はテーブルのポットでセルフ。
・注文から提供まで6分。
■麺
・長方形の平打ちで、ウエーブのかかった太麺。
・表面がツルッと滑らかで程よく引き締まった麺質。食感は、平打ちながら適度にしっかりした歯ごたえで、歯切れも良好。
・麺の味は、あっさりとした粉の味わいがある。
・スープとの絡みは良好。スープのトロミと丸みが程よく絡んで、麺の味とのバランスがよく取れていた。
■スープ
・白濁した獣系煮干醤油。
・少しトロッとしていてよく乳化しており、多少コッテリしている。
・出汁は、猪の獣系ベースに煮干の魚介。獣系は、猪メインに鶏で多少のトロミを付けていて、あっさりとした旨味と厚みのある味わい。獣系のコクというかクセは、最初はそれほど強くなかったけど、後半はジワジワと猪の野趣のある風味が強まってきた。
・煮干は、一口めはよく効いていたけど、後半は弱まってきた。
・醤油ダレは、コクはマイルドで出汁とのバランスが取れていて、出汁の味わいをよく生かしていた。
・味付けは強くなくて、塩辛さや刺激感はない。
■具材
・鹿肉は、レアの薄切りスライス。色は濃い赤でペラッとしていて、しっとりとしなやかでジューシーな歯ごたえに、あっさりとしていて少しだけ鹿っぽいクセというかコクを感じる味わい。
・白ネギ輪切りは、太くてみずみずしくて香味が強めで、スープの獣系の風味とよくバランスしていた印象。
■全体的な味の感想
・麺は良かった。スープとの絡みも良好だった。
・スープは、最初は煮干が強かったけど、後からジワジワと野趣溢れるジビエの風味が主張してきた印象。
・具は、鹿肉がペラッとしなやかな薄切りで、ジビエ大好きな人向けの野趣のあるレアでジューシーな味わいなのが印象に残った。
・ジビエ系ながら、味噌とかスパイスに頼っていなかったので、人によって好みが分かれそうな感じもしたけど、個人的には、麺とスープとの絡みは結構良かったと思う。
■お気に入り度: ★★★★ (4.0)
■その他
・お店にて、大和Noodle店主会の特製缶バッヂ(200円)が販売されていた。NOROMA限定版は前回訪問時に購入済だったので、今回は大和Noodle店主会公式版を1個購入した。

■お店の情報
【大阪市阿倍野区】麺と心 7
麺と心7 【午年の馬骨そば~白味噌仕立て+!!~】


■来店の経緯等
・2014年1月1日(水)の昼、3か月半ぶり、6回目の訪問。
(訪問回数は、ブログに書いていない分を含む)
・この日は、元旦特別メニューとして馬を使ったラーメンを提供するとの事なので、興味を持ち、訪問してみた。
・ちなみに、昨年まではJUNK STORYで正月限定が提供されていたが、今年の正月限定はこちらのお店で提供されていた。
■食べたメニュー
・2014年元旦特別メニュー「午年の馬骨そば~白味噌仕立て+!!~」(900円)
(2014年1月1日(水)限定。150食限定)
※メニュー案内には「優しくふわりと香る白味噌と馬骨のハーモニー。更に、途中からの・・・具材の馬肉は、スープと絡めてお召し上がりください。初夢にかけて、一富士二鷹三茄子を盛り込んでいます(^^)分かるかな?」と書いてあった。
■お店への到着から提供までの概要
・お店への到着は開店前の9時31分頃。前に4人待ち。
・待ち人数は、10時10分頃に7人、10時20分頃に13人、10時30分頃に14人、10時50分頃に17人、10時55分頃に19人だった。
・開店は11時1分。その時点で23人待ち。
・厨房対面のカウンター席に座り、正月限定を注文。
・店員さんは男性6人。社長のほか、JUNK STORYのポニョさんとコジローさんも居た。
・水はカウンターのポットでセルフ。
・注文から提供まで10分。
■麺
・長方形の平打ち中太縮れ。
・白くて加水低めの、表面は滑らかでキメの細かな粉の密度感と縮れ感の主張のある麺質。食感は、多少の歯ごたえがあるけど、強すぎずにサクッと切れる感じの歯ごたえ。
・麺の味は、あっさりながら低加水麺らしい粉の味わいがある。
・スープとの絡みはあっさりしている。スープの塩気と旨味が適度に絡んで、麺の味で食べる感じ。
■スープ
・白濁した獣系味噌。
・割とサラッとしていて、それほどコッテリはしていない。
・出汁は恐らく獣系。ゼラチン感は控えめであっさりとしていて、馬骨との事だが、獣系のコクや味わいは少なめに感じた。
・味噌は白味噌で、多少の味噌のコクはあるけど味噌感はやや控えめで、旨味と多少の塩気がメインの味付け。
・出汁と味噌の旨味と丸みがあるので塩辛くはないけど、塩分はやや濃いかも。
・スープを完食すると、丼の底には味噌の大豆の破片があった。
■具材
・馬肉は、少しだけ厚みのある赤身のレアスライス。提供時の説明に従って、スープに浸して少し熱を入れてから食べてみた。しっとりと柔らかいながら張りがあって心地良い歯ごたえに、脂身少なめでサッパリとした中に鉄分強めの赤身のコクを感じる馬肉らしい味わい。
・揚げワンタンは大きな三角形。やや厚めの皮をカラッと揚げていてカリッとしていて、スープに浸った部分も割としっかりとした食感で、皮の味もしっかりしていた。中には少しだけ具が入っていて、具は割と柔らかくてクセの無い旨味があり、皮が強いせいか具が何だったのかよく分からなかったけど、社長が他のお客に説明していた話では、茄子が入っていた模様。
・揚げたゴボウは、細長くて軽めの繊維感のある歯ごたえに、味付け控えめで揚げた油の風味を少し感じる。
・青ネギは斜め切り。しっとりと優しい歯ごたえに香味は控えめで、麺やスープとのバランス的にはあまり目立たなかった印象。
・鷹の爪の輪切りは、スープには辛味は溶けていなかったけど、口に入るとパンチの効いた強い辛さがガツンと来た。最後にスープを飲む際、鷹の爪が多めに残っていて一緒に口に入るので、結構辛かった。
・海苔はあっさりとした味付きだったと思う。
・メニュー説明に書いてあった「一富士二鷹三茄子」は、恐らく、揚げワンタンが一富士、鷹の爪が二鷹、ワンタンの具が三茄子だった模様。
■全体的な味の感想
・麺は、低加水の平打ち縮れ麺で、スープとの絡みは割とあっさりしていて、粉の味わいがよく感じられた。
・スープは、馬骨出汁はサラッとしていてクセの無い味わいだった印象。白味噌も、コクはそれほど強くなくて、旨味と塩気がメインだった。
・具は、レアの馬肉が旨かった。
・鷹の爪は、インパクトのある辛さだった。
・どちらかと言うと変化球のラーメンで、元旦らしい縁起物感を重視した、このお店のファン向けの遊び心のある一杯だった。
■お気に入り度: ★★★★ (4.0)
■お店の情報
【磯城郡川西町】ちかみちらーめん
屋台ちかみちらーめん 【つけめん】


■来店の経緯等
・2013年12月28日(土)の晩、3週間ぶり、7回目の訪問。
(訪問回数は、ブログに書いていない分を含む)
・大和Noodle店主会特製缶バッヂ集めの4軒目。
■食べたメニュー
・つけめん(800円)
■お店への到着から提供までの概要
・お店への到着は20時36分頃。外待ち無し。
・最初に屋台で注文し、お金を払ってからプレハブの客席に入る。
・店員さんは2人で、男性1人と女性1人。
・プレハブの中は先客2人。
・みずはテーブルのポットでセルフ。ポットには皮が少し青いレモンの輪切りが入っていて、水に柑橘の風味が付いていた。
・壁にはつけ麺の食べ方の案内が貼ってあった。

・注文から提供まで9分。
■麺
・平打ちで幅広の極太麺。少しウエーブが掛かっている。
・少し黄色くて、表面がツルッと滑らかで少しだけ硬質な感じの麺質。食感は、平打ちながら多少のコシがあって、ツルッと引き締まった感じの歯ごたえ。
・麺の味は、弱くはないけど、何も付けずに食べると粉の味わいとかはやや感じにくいかも。
・つけ汁との絡みは、あっさりながらバランスが良好。つけ汁の酸味と多少の旨味がサラッと絡んで麺の旨さを引き立てており、どちらかと言うと、麺はそのまま食べるよりもつけ汁に付けた方が旨いと思った。
・つけ汁の白ゴマが幅広麺に適度に絡んで、カリッとした食感がアクセントになっていた。
■つけ汁
・清湯の醤油。
・サラッとしていて、多少の油が浮かんでいる。
・出汁は、酢の味が強くてよく分からないが、恐らくは魚介メインだと思う。獣系は、入っているとは思うけどよく分からない感じ。
・魚介は恐らく煮干昆布系で、最初の一口めは麺に絡む魚介の風味が多少は感じられたけど、だんだん酢の味の方が強く感じてきた。
・タレの醤油は濃いめだけど、旨味もあってそれほどカドは無い感じ。
・酢の系統の酸味がよく効いているけど、単に酸っぱいだけでなく、醤油のコクや出汁の旨味とよく組み合わさっている。
・味付けはやや濃くて酸味もあるので、そのまま飲むのは少しキツい感じ。
・スープ割りはテーブルのポットでセルフ。
・割りスープは温度高めで少しだけ濁った煮干出汁で、旨味と煮干の風味とのバランスが良くて濃厚な出汁感があって、苦味や雑味、塩気は少なめ。
・つけ汁に割りスープを投入すると、酸味が薄まるとともに、つけ汁と割りスープとの掛け合わせ的な旨味が強まって、想像以上に旨かった。
■具材
・チャーシューは、厚切りの巻きバラスライスの短冊切り。冷えた状態で麺の上に乗っていて、柔らかいながら、冷えた脂身が固まった感じの口当たりと肉の部分の多少の弾力のある歯ごたえに、味付けあっさりで脂身のコクの効いた味わい。最初はそのまま食べたが、どうも違和感があるので壁の食べ方の案内をよく見たところ、最初に具をつけ汁に投入するように書いてあった。チャーシューをつけ汁に投入すると、熱でトロッと柔らかくなって、脂身が温まって溶けた感じのコクのある味わいになった。
・メンマは平べったい。滑らかで柔らかな繊維感のある歯ごたえに、あっさりとした味付け。つけ汁に投入すると温まってより柔らかくなったが、メンマはつけ汁に投入せずに食べてもいいかも。
・麺の上のナルトの上には、柚子胡椒のペーストが乗っている。少しつまんで舐めてみると、かなり刺激の強い味だったので、とりあえず今回は使わずにレンゲの上に避けておいた。
・つけ汁の中の白ネギ輪切りは、中身が詰まった感じの食感があって、ジューシーでサッパリとした風味がつけ汁とよく合っていた。
・柚子の皮は、口に入れると、スープ割りでつけ汁の酸味が薄まった中に柑橘の風味がフワッと立っていた。
・その他、海苔が乗っていた。
■全体的な味の感想
・麺は、幅広で表面がツルッとしていて、そのまま食べるよりもつけ汁に付けた方が旨かった印象。
・つけ汁は、酢の酸味が効いた清湯醤油で、麺との絡みがサラッとしているのに麺の旨さをよく引き立てているのが素敵。
・また、割りスープはポットのセルフながら、煮干出汁がきちんとしていて、つけ汁と割りスープとの相性も良好で旨かった。
・個人的には、麺自体はつけ麺としては好みが分かれるような気もしたけど、麺とつけ汁との絡みは結構気に入った。
■お気に入り度: ★★★★ (4.0)
■その他
・お店にて、大和Noodle店主会の特製缶バッヂ(200円)が販売されていた。売上金はチャリティーイベントの運営に充てるとの事なので、応援したいと思い、ちかみち限定版を1個購入した。

■お店の情報
【奈良市南京終町】麺屋 NOROMA
麺屋 NOROMA 【特選鶏そば】


■来店の経緯等
・2013年12月28日(土)の晩、3週間ぶり、7回目の訪問。
・大和Noodle店主会特製缶バッヂ集めの3軒目。
■食べたメニュー
・特選鶏そば(900円)
■お店への到着から提供までの概要
・お店への到着は開店前の18時頃。シャッターポール(開店前の待ちの先頭)。

・開店は18時28分。その時点で6人待ち。
・厨房対面のカウンター席に座り「特選鶏そば」を注文。
・店員さんは3人で、男性2人と女性1人。
・水はカウンターのポットでセルフ。
・注文から提供まで5分。
■麺
・長方形の平打ちで、少しウエーブのかかった太麺。
・表面が滑らかで、あまりプリッとはしておらずに中身の詰まった感じの質感があって、ボリューム感とエッジ感のある麺質。食感は、ムチッと滑らかで引き締まった感じの弾力があって、平打ち気味ながら噛みごたえのある歯ごたえ。
・麺の味は、ややあっさりとしていて粉の旨味がしっかりしている。
・スープとの絡みはあっさりながらバランスは良好。スープのトロミと旨味がサラッと絡んで、麺の旨さを引き立てていた。
■スープ
・白濁した獣系醤油。
・少しトロミがあるけど、油は少なくてあまり重たくない感じ。
・出汁は鶏の獣系メイン。多少のトロミがあるけど、マッタリ感やクリーミーさは感じないタイプの、サッパリとした旨味とほんのりとした甘味のある味わい。
・スープの感じからすると、魚介も少し入っている気もしたけど、魚介の味や風味はかなり控えめでよく分からなかった。
・タレの醤油はコクが薄めで、味付けは多少の甘味と塩気が効いていて割としっかりしていながら、それほど濃い味ではない印象。
・塩辛さや刺激感は無い。
■具材
・チャーシューは、やや厚切りのレアの肩ローススライス4枚と、小さな角切りが何個か入っていた。
・肩ローススライスは、しっとりとして滑らかな弾力があって歯切れの良い食感に、あっさりとした甘味と旨味のあるタレの味付けが程よく効いていて、サッパリとした肉の旨味のある味わい。4枚のうち1枚はスープに沈んで煮えていて、歯ごたえがガシッと強めだった。
・小さな角切りチャーシューは、表面を少し炙っていて香ばしさがあった。
・味玉は、黄身が粘度低めでトロッとしていて、味付けは無しだったと思う。
・カイワレは、スープに馴染んで優しい歯ごたえに、ほんのりとした苦味があった。
・白ネギ輪切りは、シャリッとした歯触りと多少の香味の主張があって、スープと合っていた。
■全体的な味の感想
・麺は、味も歯ごたえもしっかりしていて良かった。
・スープは、油のコクとかクリーミー感ではなくて、そういうのをそぎ落とした感じの個性的な味わい。
・具は、レアチャーシューの歯ごたえや味が適度な強さで、麺やスープとのバランスが取れていたのが良かった。前回鶏そばを食べた際は、チャーシューが麺やスープに勝ち気味だった気がしたけど、今回はその部分は良くなっていた。
・カイワレや白ネギもスープと合っていた。
・今回は、どちらかと言うとスープよりも麺の方が主役で、パンチやインパクトは少なめながらバランス良くまとまっていた印象。
■お気に入り度: ★★★★ (4.0)
■その他
・お店にて、大和Noodle店主会の特製缶バッヂ(200円)が販売されていた。売上金はチャリティーイベントの運営に充てるとの事なので、応援したいと思い、NOROMA限定版を1個購入した。

■お店の情報
【橿原市】麺処 と市
麺処 と市 【チャーシューつけ麺大】


■来店の経緯等
・2013年12月28日(土)の昼、2か月ぶり、4回目の訪問。
・大和Noodle店主会特製缶バッヂ集めの2軒目。先日、「ラーメン家 みつ葉」で缶バッヂを買って、他のお店のバッヂも欲しくなったので、全加盟店を回ってみることにした。
■食べたメニュー
・チャーシューつけ麺大(1000円)
■お店への到着から提供までの概要
・お店への到着は13時12分頃。外に3人待ち。
・到着から10分待ちで入店。厨房対面のカウンターの右端の席に座る。
・カウンターのメニューを見て、「チャーシューつけ麺大」をチャーシュー別皿で注文。
・店員さんは2人で、男性1人と女性1人。
・冷たいお茶はカウンターのポットでセルフ。
・荷物入れのカゴを出してくれた。
・カウンターの上には、奈良の片上醤油の瓶が置いてあった。
・注文から提供まで7分。
■麺
・四角くてウエーブのかかった太麺。
・加水高めでほんのりと色が付いていて、表面がツルッと滑らかでみずみずしくて、多少プリッとした結合感があって、柔らかな張りとエッジ感のある麺質。食感は、何も付けずに食べるとコシが強めだが、つけ汁に付けると歯ごたえが和らぐ感じ。
・麺の味は、あっさりとみずみずしい中に、粉のコクと旨味をよく感じる味わい。
・つけ汁との絡みはあっさりしている。つけ汁の塩気と魚介の風味がサラッと絡んで、麺の旨さで食べる感じ。
・最後までみずみずしさをキープしていたけど、その分、水切りは若干緩めだったかも。
■つけ汁
・白濁した獣系魚介醤油。
・少しだけトロミがあるけど割とサラッとしていて、油はそれほど多くない感じ。
・出汁は、鶏と豚骨の獣系ベースに節系の魚介。獣系は、ゼラチン感や油はあまり強くない感じながら、多少のトロミと丸みがあって、味のベースになっていた。
・魚介は節系メインで、多少の柔らかな魚の破片感もあってコクはそれなりに濃厚ながら、魚介がガツンと前に出る感じではなくて、獣系やタレの味付けとのバランスが取れていたと思う。麺にも魚介がよく絡んでいたけど、そんなにキツイ感じではなくて、程よくフワッと絡んでいた印象。
・タレの醤油はマイルドで醤油のカドは無いけど、味付けはやや強めで、旨味と甘味の中に多少の塩気も感じる味わい。ただし、出汁の丸みとのバランスが取れているので。そのままでも何とか飲める程度の味の濃さだった。
・スープ割りは、店員さんにつけ汁の容器を渡して返して貰う方式。
・割り出汁は恐らく魚介で、多少魚介の風味が強まって獣系が弱まる感じながら、味付けの濃さや全体のテイストはあまり変わらない感じだったかも。
・スープ割りを完食すると、容器の底にはほんの少しだけ骨粉があった。
■具材
・チャーシューは厚切りの肩ローススライス。脂身は少なめで、トロッと柔らかく煮込んだ上から塩コショウを振って軽く焼いてある。柔らかくてジューシーで口当たりが良くてフワッとした繊維感のある歯ごたえに、ベースの味付けはマイルドで丸みのある甘旨テイストで、そこに表面の塩コショウの香ばしさがほんのりと組み合わさっていた。
・水菜は短いカットで、一味と一緒に麺の上にトッピングしてある。やや水気があってあっさりとした味わいで、カットが短いせいか、麺と絡んだ際の主張はそれほど強くなかったかも。一味はピリッと辛いけど、つけ汁に付けると辛さが和らいで、ほんのりとしたアクセントになっていた。
・玉ネギ角切りはつけ汁の中に入っていた。シャリッとして優しい張りのある歯ごたえに、刺激感が無くてみずみずしい風味があった。
■全体的な味の感想
・麺は、みずみずしくて滑らかなコシがあって、麺の味も粉のコクを感じる味わいで、前回つけ麺を食べた時よりも良くなっていた印象。
・つけ汁は、前回に食べた時と較べると、やや魚介がおとなしくなってバランス型になったかも。出汁感はきちんとあったけど、麺との絡みはややあっさりしていた気がした。
・具は、チャーシューの柔らかさと分厚さと熱の入り加減とのバランスがよく取れていて旨かった。前回つけ麺を食べた際、熱の入った分厚いチャーシューを冷たい麺の上に乗せるのはどうかと思ったので、今回はチャーシュー増しという事もあり別皿で頼んでみたけど、個人的には別皿にして良かったと思った。
・麺は結構良かったので、個人的には、もっとつけ汁の味が強くても良いような気もした。
■お気に入り度: ★★★★ (4.0)
■その他
・お店にて、大和Noodle店主会の特製缶バッヂ(200円)が販売されていた。売上金はチャリティーイベントの運営に充てるとの事なので、応援したいと思い、と市限定版を1個購入した。

■お店の情報
【奈良市富雄元町】ラーメン家 みつ葉
ラーメン家 みつ葉 【豚CHIKIつけ麺(全粒粉麺)+チャーシュー】


■来店の経緯等
・2013年12月23日(月)の昼、3か月ぶり、15回目の訪問。
(訪問回数は、ブログに書いていない分を含む)
・この日は、全粒粉入りの麺を提供するとの告知があったので、訪問してみた。
■食べたメニュー
・豚CHIKIつけ麺(全粒粉麺)2玉(280g)(850円)
(つけ麺は1日10食限定。全粒粉麺は不定期で提供)
・チャーシュー増量(200円)

■お店への到着から提供までの概要
・お店への到着は開店前の10時5分頃。既に10人待ち。
・待ち人数は、10時20分頃に15人、10時30分頃に16人、10時40分頃に20人、10時50分頃に21人だった。
・10時46分頃、誘導員の人が出勤。
・開店は11時1分。一巡目に入れず、店内で座って待つ。
・待っている間、奥様から先に注文を聞かれた。11番目だけど、つけ麺がまだ残っていたので注文した。
・入店から18分待ちで厨房対面のカウンター席に座る。
・水は出してくれた。お代わりはカウンターのポットでセルフ。
・店内は湿気が多かった。
・注文から提供まで12分。
■麺
・長方形で平打ち気味の、少し縮れた中太麺。
・色の濃い全粒粉麺で、表面が滑らかでみずみずしくて、プリッと引き締まった結合感のある麺質。食感は、しっとりとしながらプリッとしたコシが強めで、そのまま食べるとやや強ゴシに感じるけど、つけ汁に付けるとちょうど良い感じ。
・麺の味は、多加水系でみずみずしいコクと甘味のある味わい。
・つけ汁との絡みは、トロミがよく絡んでいて、麺に絡むつけ汁の味自体はそれほど強くないながら、どちらかと言うと麺の味をコーティングするような感じだったかも。
■つけ汁
・白濁した獣系塩。
・滑らかなトロミがあって少しコッテリしているけど、オイリーではない。
・出汁は恐らく獣系。トロッとしているけど、ゼラチン感は強過ぎずにポタージュスープみたいな口当たりに、油のマッタリ感は強くなくて、鶏メインの濃厚な旨味を感じる味わい。
・塩ダレは、塩のコクは強くなくて、薄くはないけどマイルドで、出汁の旨味を生かしている感じ。
・味付けは強くなくて、そのままでも十分飲める味の濃さ。塩辛さや刺激感は無い。
・割りスープは徳利での提供で、昆布と帆立の旨味と甘いコクが強めの味。
■具材
・チャーシューは、数ミリぐらいの厚みのレアの巻きバラスライス。あまりムチッとはしておらずに多少しっとりしていて、固くはないけど少しだけしっかりとした歯ごたえに、脂身のコクは控えめで、あっさりとしたレアな肉の繊細な旨味と風味を感じる味わい。コショウの香味は控えめに感じた。
・チャーシューをつけ汁に付けると、肉の繊細な味わいがマスキングされて、脂身の味が少し強まるとともに、口当たりが滑らかになる感じだった。また、バジルペーストに付けて食べると、ペーストの味の方が強いけど、チャーシューのコッテリ感とは割と合っていたと思う。
・味玉は、黄身がトロッとしていて程よい強さの醤油ダレ系の味付け。
・メンマは四角くて太い材木メンマ。柔らかくてポリッとジューシーな張りを感じる歯ごたえに、あっさりとしたショウガ系の甘味がほんのりと効いていた。
・三つ葉は、サッパリとした青いコクのある葉っぱの味わい。
・青ネギは小口ネギで、つけ汁の中でポタージュスープのパセリみたいな薬味感があって、つけ汁とよく合っていた。
■全体的な味の感想
・麺は、みずみずしくてプリッと引き締まっていて、麺の味も旨かった。9月に食べた全粒粉麺と較べると、プリッとした強めの麺質になっていた気がした。つけ汁との絡みは、最初のインパクトは強くないけど、食べている内にだんだんしっくり来た感じ。
・つけ汁は、味付けが強くなくて、ポタージュスープのようなトロミと獣系の濃厚な旨味をよく味わえたのが良かった。
・麺もつけ汁もそれぞれ良かったけど、個人的には、9月に食べた味噌つけ汁の方が、全粒粉麺の旨さを引き立てていたように思った。
・チャーシューは、何も付けずに食べると肉のあっさりとして繊細な旨味がよく感じられた。
・つけ麺でのチャーシュー増しは、そのまま食べたり、つけ汁に付けたり、バジルペーストに付けたりしていろいろ楽しめるのが良かった。
・麺2玉にチャーシュー増しで食べたのは初めてだったけど、結構ボリュームがあってガッツリしていた。
・お気に入り度は、5.0点でも良かったけど、前回の全粒粉麺+味噌つけ汁が素晴らし過ぎてハードルが上がってしまったので、今回は4.5点ぐらいだった。
■お気に入り度: ★★★★☆ (4.5)
■その他
・お店にて、大和Noodle店主会の特製缶バッヂ(200円)が販売されていた。売上金はチャリティーイベントの運営に充てるとの事だったので、応援したいと思い、みつ葉限定版を1個購入した。

■お店の情報
【木津川市】無鉄砲 本店
豚の骨@無鉄砲 本店 【豚にぼラーメン】


■来店の経緯等
・2013年12月22日(日)の昼、7か月ぶりの訪問。
・ブログを始めてから5回目の訪問。ちなみに、前回の訪問は2013年5月だが、ブログには書いていない。
(ブログを始める前にも訪問しているが、回数は記録していないため不明)
・この日は、無鉄砲京都本店10周年記念として、このお店で「豚の骨」営業が行われるので、訪問してみた。
■食べたメニュー
・豚にぼラーメン(700円)
(「豚の骨」営業日限定。この日は昼夜各100食限定)
・替え玉(100円)
■お店への到着から提供までの概要
・お店への到着は開店4時間半前の6時35分頃。既に26人待ち。

・この日は、昼夜先着30人に記念Tシャツがプレゼントされるとの事だが、6時43分頃には待ち人数が30人になった。
・待ち人数は、7時頃に48人、7時30分頃に54人、8時頃には約60人、9時頃には約110人で、10時頃には駐車場の入口ぐらいまで並んでいた。
・7時30頃に警備員が来て、8時頃から自転車やバイクの整理と行列の整理を始めた。
・10時34分頃、先に店外の券売機で食券を買う。豚にぼラーメンは「とんこつラーメン」の食券を買い、注文時に「豚にぼラーメン」を選択するとの事だった。また、替え玉は通常は150円だが、豚の骨営業の時だけ100円に値下げしていた。
・開店は11時1分。一巡目で入店できずに外で待つ。
・外で待っている間に店員さんに注文を聞かれたので、「麺ふつう、スープこってり、ネギ多め」で注文。
・11時16分頃、店外のストーブの前のベンチに座る。
・11時32分、到着から約5時間待ちで入店。厨房対面のカウンターの左端の席に座る。
・店員さんは9人で、男性6人と女性3人。店主さんと奥様も居る。
・水は出してくれた。お代わりはカウンターのポットでセルフ。
・ラーメンを待っている間に、先着30人限定のTシャツを貰った。ちなみに、当日貰えるのはLサイズのみで、それ以外のサイズは後日送付。

・入店から提供まで11分。
■麺
・長方形でウエーブのかかった、中くらいの太さの麺。
・加水低めの、やや平べったいというか痩せ気味で、少し硬質な感じの結合感があって、張りやボリューム感は控えめな麺質。食感は、最初は少し固めの茹で加減に感じたけど、だんだんスープに馴染んで張りが出てきた感じで、強くはないけどややペラッと引き締まった感のある歯ごたえ。
・麺の味は、強くはないけどしっかりしている。
・スープとの絡みは、トロミは適度に絡むが、味の絡みはややあっさり気味で、麺の味主体で食べる感じ。煮干の風味の絡みはほとんど感じなかった。
・替え玉は、最初と同じ「日本めん(宮崎県の製麺所)」の麺を、茹で加減「かため」で注文。
・固いというよりは、さらに麺が痩せて平べったくなった感じで、その分、歯切れには粘りは出ていなかった。
・また、替え玉と一緒に煮干の風味を足してくれたので、最初よりは煮干の風味が絡んでいた。
■スープ
・白濁した獣系醤油。
・ドロッとしていてコッテリしている。
・出汁は、豚骨の獣系メインに煮干の魚介。豚骨は、ゼラチン感がよく出ていて、トッピングの背脂を取り込んでドロッとしており、コッテリながら油勝ちにはならずにゼラチンと油のバランスが取れていた印象。純豚骨よりもタレが控えめな分、ドロッとした甘味の中にある豚骨の味わいもよく感じられた。骨粉感は無かった。
・煮干は、豚骨とのバランス的にかなり控えめに感じた。特に、麺にはほとんど煮干の風味が絡んでいなかった。
・替え玉の際、煮干が弱い旨を伝えたところ、替え玉に煮干の風味を足してくれたので、多少は煮干の風味を感じるようになったけど、それでも、豚骨のドロドロ感の方が強かった。
・足した後の煮干は、旨味やコクのふくよかさというよりも、多少の苦味混じりの風味がアクセントになっている感じで、あまり強くない分、塩気や雑味も控えめだった。
・醤油ダレは、レギュラーのとんこつラーメンよりも控えめで、ゼラチンの甘味や繊細な豚骨の味わいをよく生かしていた。
・味付けはマイルドで、塩辛さや刺激感は無い。
・スープを飲むとズシッと重たいけど、個人的には、このお店ならこれ位でちょうど良い感じだった。
■具材
・チャーシューは薄切りのバラスライス。滑らかで柔らかいながら適度にしっかりした歯ごたえに、あっさりとした味付け。
・メンマは細い。柔らかめの歯ごたえに、味付け控えめのあっさりテイスト。
・青ネギ輪切りは、香味が強めでスープとよく合っていたのは良かったけど、ネギ多めで頼んだ割にはあまり量が多くなかった気もした。ちなみに、後で調べたところ、ネギの量普通で注文した場合よりは多かった模様。
・その他、海苔が乗っていた。
■全体的な味の感想
・麺は、6月の「豚の骨」以来、半年ぶりに日本めんの麺を食べたけど、随分痩せて平べったくなった気がした。恐らくはお店よりも製麺所側の問題だと思うけど、個人的には、以前の日本めんの麺はもっとリッチな食感だったと思う。
・スープは、豚骨はゼラチンの甘味がよく出ていて、コッテリでも油勝ちになっていなかったのが良かった。
・煮干の方は、豚骨と較べてかなり弱かった印象。レギュラーのとんこつラーメンよりもタレが控えめで、煮干が弱い分、豚骨の味わいをよく感じられたので、それはそれで良かったけど、その分、麺との絡みはおとなしめで、ややマニア向けの味のバランスだったかも。
・具は、青ネギの香味が立っていて、スープとよく合っていたのは良かったけど、ネギ多めならもう少し量を入れて欲しいと思った。
・今回は、豚骨に関しては割と満足できたけど、5時間待った事も考えると、麺と煮干はもう一押し欲しい気がした。
・お気に入り度は、最初に麺を食べた時は4.0点ぐらいだったけど、スープ完食までのトータルだと4.5点ぐらいだったと思う。
■お気に入り度: ★★★★☆ (4.5)
■その他
・食べ終わってお店を出る際、無鉄砲オリジナルカレンダーを貰った。

■お店の情報
【吹田市】《イベント》ラーメンEXPO
炙り味噌ラーメン 麺匠 真武咲弥@ラーメンEXPO2013(第2幕) 【札幌味噌ラーメン】


■来店の経緯等
・2013年12月21日(土)、大阪府吹田市の「万博記念公園 お祭り広場」で開催の麺イベント「ラーメンEXPO 2013in万博公園 第2幕」に訪問。
・このお店は北海道からの出店。北海道のラーメンも食べておこうと思い、訪問してみた。
■食べたメニュー
・札幌味噌ラーメン(800円)
(2013年12月20日(金)から25日(水)までの期間限定)
※メニュー案内には「12種類の食材とスパイスを混ぜた当社サムライ味噌と、3種の野菜から甘味を摘出した豚骨清湯スープ、麺は『ゆめちから』を使用したEXPO特注玉子縮れ麺、強いコシと滑らかな喉越し、豊かな風味を楽しんで下さい。」と書いてあった。
■お店への到着から提供までの概要
・お店への到着は14時41分頃。前に14人並んでいる。

・到着から8分後、ブースの窓口で注文。
・店員さんは4人で、男性2人と女性2人。
・割り箸とトレイ、セルフトッピングの一味は出口の所に別テーブルで置いてあり、セルフ。スタンプラリー用のスタンプも窓口の横に置いてあり、セルフ。
・注文から提供まで1分。
■麺
・中太の縮れ。
・黄色くて、表面は滑らかながら微妙にツルッとはしていない感じで、プリッとしてムチッとした質感とボリューム感のある麺質。食感は、滑らかでしっかりした弾力があって、当たりは強くないけど、少しだけ粘ってからプチッと切れる感じの歯ごたえ。
・麺の味は、強くはないけどしっかりしている。
・スープとの絡みは、スープの味噌とスパイス系の風味がサラッと絡む感じ。
■スープ
・清湯の味噌。
・サラッとしていて、多少の油が浮かんでいるけど、それほどコッテリはしていない感じ。
・出汁は、メニュー案内では清湯獣系と野菜みたいだったけど、味噌とスパイスの風味が強くてよく分からなかった。また、スパイスの香味の中に魚介の風味も少し感じた。
・味噌はやや赤めの味噌で、味噌のコクや塩気はそれほど強過ぎずに、香辛料の香味を組み合わせたタイプの味付け。最初は、山椒とニンニクか何かが組み合わさった感じの独特の香味が強めだったが、チャーシューの上のショウガを溶かすと少しマイルドになった。
・デフォで少量の一味が入っていて、刺激感が地味に効いていた。
■具材
・チャーシューは厚切りの肩ローススライス。脂身の油が抜けてコラーゲン化していて、肉のプリッと滑らかで弾力のある歯ごたえに、肉のコクを引き立たせた味付けで旨い。
・メンマは四角くて太い。滑らかな張りがあってポリッと繊維感のある歯ごたえに、あっさりとして香ばしい系の味付け。
・青ネギ輪切りは、スープとのバランス的に、それほど香味の主張は強くなかったと思う。
・ミンチ肉は、コリッとした弾力が強めの食感に、味付け控えめであっさりとした味わいだった。
■全体的な味の感想
・麺は、札幌風の黄色い太麺で、食感が個性的だった印象。
・スープは、味噌のコクとスパイスの香味とが主役の味わいで、パンチはそれほど強くないけど、その分、スパイスの香味がよく立っていて、後味はサッパリとしていた。
・具は、肩ロースチャーシューが分厚くて旨かった。
・ミンチの方は、もう少し旨味があればもっと良いと思った。
・チャーシューの上にショウガを乗せているあたりは「彩未」のインスパイアっぽかったけど、全体的には純連とか彩未とかとは別物のように感じた。ちなみに、後で調べたところ、このお店の店主さんは「すみれ」出身との事で、実店舗のラーメンはラードで熱々なのが売りの模様だった。
・今回食べたラーメンは、ラードのパンチが無かったし、実店舗の「炙り味噌ラーメン」には入っているらしきモヤシも入っていなかったので、ひょっとすると、イベント用のアレンジ版だったのかも。
■お気に入り度: ★★★☆ (3.5)
※屋外のイベント会場における使い捨て容器での提供ということで、恐らく、実店舗で食べるよりも低めのお気に入り度になっていると思います。
■お店の情報