【東大阪市長堂】《兵庫県三田市に移転》麺屋 大金星
麺屋 大金星 【鶏白湯ラーメン】


■来店の経緯等
・2012年9月30日(日)の昼、8週間ぶり、2回目の訪問。
・数量限定の鶏白湯ラーメンを食べてみたいと思い、昼営業の開店狙いで訪問してみた。
■食べたメニュー
・数量限定の「鶏白湯ラーメン」(750円)
■お店への到着から着丼までの概要
・お店への到着は開店前の11時23分頃。シャッターポール。
・開店は11時26分。その時点で後ろに3人待ち。カウンター5席のお店なので、開店後すぐに行列が出来ていた。
・カウンター席に座り、メニューを見て「鶏白湯ラーメン」を注文。前回訪問時は、麺は2種類からの選択だったが、今回は麺の選択が無かった。
・店員さんは男性1人。
・水はカウンターのポットでセルフ。
・注文から着丼まで12分。
■麺
・平打ちの少し縮れた太麺。
・加水高めの、モチモチと滑らかで張りがあって主張の強すぎない麺質。食感は、滑らかでしなやかな弾力があって、歯切れも良かった。
・麺の味はみずみずしい。
・スープとの絡みは良好。魚粉とタレのコクとがよく絡んで、麺の味を引き立てている。
■スープ
・白濁した鶏魚介醤油。中央に黒いタレが固まっており、かき混ぜながら食べる。
・少しトロミがあるが割とサラッとしており、油は少なめでそれほどコッテリやドロドロはしていない。
・出汁は鶏白湯ベースに節系の魚介で、魚粉がガッツリ入っている。鶏はベースの厚みと丸みの部分に感じるが、トロミは控えめで、鶏のコクも魚粉とタレの味が強くてあまり主張していない。
・魚粉は旨味を強めるために入れている感じで、よく効いている。スープの粘度的には、魚介出汁も少し足しているのかも。
・タレの醤油は濃口でコクが強いが、出汁や魚粉と組み合わさっていてスッキリとしている。中央の黒い部分はマー油のように感じた。
・タレの旨味や甘さは控えめに感じた。
・塩分はそれなりにあるが塩辛いまでは行かず、コショウ等の香辛料も効いていて、厚みがあってパンチのある味わい。
■具材
・チャーシューはバラの厚切りスライスで、表面を炙っていて香ばしい。脂身は柔らかくて甘味があり、肉の部分は、歯ごたえがしっかりしていて、表面に塩コショウの味付けで肉そのもののあっさりした旨味がある。
・メンマは四角くて太い。柔らかくて、少し酸味のある味付け。
・味玉は丸ごと1個入っており、黄身は半熟で、味付けは無しか、または控えめ。
・白ネギの輪切りは香味があってサッパリしており、スープとよく合っていた。
■全体的な味の感想
・モチッと滑らかな麺をマー油と魚粉の効いたスープで食べる、厚みがあってパンチの効いた鶏白湯魚介醤油ラーメン。
・麺はモチッと柔らかくて弾力があり、スープとの相性も良好だった。
・スープは、名前は鶏白湯ながら、鶏よりも魚粉と醤油ダレとマー油が主役に感じたが、出汁とタレとのバランスは取れており、パンチがあって甘ったるく無いのは良かった。
・チャーシューは炙っていて香ばしいのが良かった。今回は何故か3枚入っていたが、tanichanさんのブログの情報によると、昼の部の1人目だったので、1枚サービスしてくれた模様。
■お気に入り度: ★★★★☆ (4.5)
■お店の情報
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【大阪市東成区】今里わっしょい
今里わっしょい 【男のまぜ麺】


■来店の経緯等
・2012年9月の平日の晩に初の訪問。
■食べたメニュー
・男のまぜ麺(350g)(790円)
■お店への到着から着丼までの概要
・お店への到着時には外待ち無しの先客3人。カウンター席に座る。
・メニューを見て「男のまぜ麺」を注文。麺の量は150g~400gから50g刻みで同一料金にて選択可能なので、350gで注文。また、卵は生卵と煮卵からの選択で、お勧めを聞いて煮卵にした。
・店員さんは男性3人。
・冷たいお茶を出してくれた。お茶はジャスミン&セイロン茶で、お代わりはカウンターのポットでセルフ。
・紙オシボリを出してくれた。
・注文から着丼まで5分。
■麺
・少し縮れた中太麺。
・加水中くらいの、モチモチと滑らかでゴワッとはしておらず、中身が詰まっていてボリューム感のあるしっかりとした麺質。食感は、固くはないが引き締まった中にグミ感のある弾力があって、歯ごたえは気持ち良い。
・麺の味もしっかりしていて、少し甘味を感じる。
・タレとの絡みは良好。油のトロミとニンニク醤油のパンチがよく絡んで麺の旨さを引き立てている。
■タレ
・オイリーなニンニク醤油ダレ。
・油は、サラッとした中に動物性っぽい風味と粘度を感じるが、コッテリし過ぎてはいない。
・タレの醤油は濃口で、コクと風味が強くてキレがあり、塩辛さや醤油辛さは無い。
・細かくカットして底に溜まっている生ニンニクは、タレに浸けて醤油に馴染ませており、パンチは強いが苦味は丸まっていて醤油のコクと一体化している感じ。
・タレの旨味も少し感じるが、油の丸みと、醤油とニンニクのコクが主役の、シンプルでパンチのある味わい。
・味付けは、醤油の味が濃過ぎずに、油とニンニクがよく効いている。
■具材
・豚バラ肉のスライスは、ムチッと弾力があり、脂の旨味があって味付けはあっさり。
・味玉は黄身が固めの半熟で味付けは控えめ。
・大葉はサッパリとした香味があってタレに合っていた。
・メンマは、ポリポリとしなやかな歯ごたえで、味付けは濃くて甘辛い。
■全体的な味の感想
・モチッと滑らかで弾力のある麺をニンニクと醤油のパンチの効いたタレに絡めて食べる、オイリーでシンプルな味わいのニンニク醤油まぜ麺。
・デフォだと具が少なめで、肉の旨味も少なめだが、麺とタレとの絡みがオイル系パスタのようにシンプルな味わいなのが良かった。醤油のコクもいい仕事をしている。
・麺は食感が良くて、タレとのバランスも良好。
・ニンニクがよく効いているが、単なる生ニンニクじゃなくて醤油のコクと一体感のある味わいなのが良かった。
・ジャスミン&セイロン茶も、タレの味とよく合っていた。
・麺が50g刻みでオーダー可能なのも親切だと思う。
■お気に入り度: ★★★★☆ (4.5)
■お店の情報
【津市】麦 一等兵 津駅前店
麦 一等兵 津駅前店 【闘魂ラーメン】


■来店の経緯等
・2012年9月の平日の夕方に初の訪問。
・このお店は、事前には知らなかったが、たまたまお店の前を通りかかった時に、「三重最強豚骨」の煽り文句が目に入ったので訪問してみた。
■食べたメニュー
・闘魂ラーメン(800円)
(1日30杯限定)
■お店への到着から着丼までの概要
・お店への到着時は外待ち無しの先客11人。カウンター席に座る。
・店内は喫煙可で居酒屋風の雰囲気。結構賑わっている。
・メニューを見て「闘魂ラーメン」を注文。1日30杯限定ながら、昼から通し営業の夕方でもまだ残っていた。
・店員さんは男性2人。紙オシボリを出してくれた。
・水はカウンターのポットでセルフ。
・注文から着丼まで8分。
■麺
・四角い中細ストレート。
・カンスイが効いてツルツル、シコシコと滑らかで、少し柔らかめのオーソドックスな麺。
・スープとの絡みは強めで、独特のバター醤油みたいなコクがガッツリと絡んでいて、かなり個性的な味わい。最初は、麺自体がこういう味なのかと思った。
■スープ
・白濁した豚骨醤油。
・少しトロッとして、背脂が大量に入っていてコッテリとしているが、それほど重たくはない。
・出汁は豚骨との話だが、ゼラチン感は強くない。タレの味と脂の混じったようなマッタリとしたコクが強くて、豚骨の味わいは隠れ気味かも。
・タレの醤油は、甘くて丸みのある味わいで独特のコクがあり、塩辛さや醤油のカドはない。
・卵は入っていないと思うが、卵でも溶かし込んであるようなテイストの、マッタリ感のある丸い味わい。
・スライスしたニンニクがドンブリの底に入っていて、熱で柔らかくなっていた。
・トッピングの辛味の刺激感が、少しだけ味を引き締めている。
■具材
・チャーシューはかなり薄切りで、ペラッとしていた。
・メンマは平べったい。柔かくて、甘めで旨味のある味付け。
・味玉は黄身がトロトロで甘い味付け。
・青ネギの輪切りは香味の主張がおとなしめ。
■全体的な味の感想
・オーソドックスな中細麺に独特のコクを絡めて食べる、甘くて丸みのある味わいの白濁背脂豚骨醤油ラーメン。
・麺は普通だけど、麺に絡むコクはかなり個性的。
・スープは、背脂でコッテリさせているタイプで、豚骨出汁の上にいろいろ組み合わせていて、独特のマッタリ感があった。
・個人的にはあまりツボに嵌らなかったが、こういう味が好きな人もいると思う。
■お気に入り度: ★★★ (3.0)
■お店の情報
【津市】《閉店》ともや2nd⇒麺酒房 風花
ともや2nd 【牛骨そば】


■来店の経緯等
・2012年9月の平日の夕方に初の訪問。
・このお店は、9月3日(月)にオープンしたばかりの新店。
■食べたメニュー
・牛骨そば(680円)
■お店への到着から着丼までの概要
・お店への到着時には先客無し。
・最初に、店内の券売機で食券を買う。
・カウンターとテーブル席があり、カウンター席に座る。
・店員さんは男性1人。
・水はカウンターのポットでセルフ。
・店内には雑誌も置いてあり、雰囲気は良い感じ。
・注文から着丼まで8分。カウンター越しではなく、フロアを通って持って来てくれる。
■麺
・四角い中太ストレート。
・加水やや低めで、しっかりしているがゴワッとはしていない滑らかな麺質。食感はモチモチと滑らかで、ボリューム感がありながら主張の強すぎない歯ごたえ。
・麺の味もしっかりしている。
・スープとの絡みはあまり強くないが、バランスは良好で、麺を食べるのには充分という感じ。
■スープ
・清湯の牛醤油。
・あっさりしていて、油が浮いていて口当たり滑らか。
・出汁は清湯の牛で、牛骨も少し感じるが、牛肉の煮汁の味が強いように感じた。
・タレは薄口醤油のフレッシュなコクがあり、甘くスッキリした味わい。
・塩気は少なめで、牛肉の煮汁のコクと組み合わさった甘味と旨味があり、結構旨味がしっかりしている。
・スープには刺激感は無いが、白ネギの香味がアクセントになっている。
■具材
・牛肉は脂身少なめの赤身の薄切りスライス。薄さの割にしっかりした食感で、控えめな味付けの中にほのかな牛肉のコクがある。
・白ネギは斜め切りで、ジューシーで優しい香味がある。白ネギの中に、何かの香味野菜が混ざっているような感じもした。
■全体的な味の感想
・モチッとした中太麺を牛肉の煮汁のコクのスープで食べる、あっさりスッキリした甘旨テイストの清湯牛醤油ラーメン。
・麺は程よい主張があって、モチモチと滑らかだったのが良かった。
・スープは、牛骨よりも牛肉の煮汁の味の方が強い気もするが、麺とは合っていたと思う。
・具は、もう少し牛肉が多めに乗っていると嬉しい。
・パンチやインパクトは強くないが、センス良くまとまっていると思うし、サクッと麺を食べるには良いと思った。
■お気に入り度: ★★★★ (4.0)
■お店の情報
【大阪市生野区】○寅 麺屋 山本流
○寅 麺屋 山本流 【弁財天らーめん】


■来店の経緯等
・2012年9月23日(日)の昼、4か月ぶり、3回目の訪問。
(訪問回数は、ブログに書いていない分を含む。)
■食べたメニュー
・弁財天らーめん(牡蠣塩スープ)(750円)
■お店への到着から着丼までの概要
・お店への到着は12時16分頃。外待ちなしの先客1人だが、すぐ後から5人入って来た。
・最初に店内の券売機で食券を買い、カウンター席に座って食券を出して注文。
・店員さんは男性2人。店主さんはいなかった。
・水はカウンターのポットでセルフ。
・紙オシボリを出してくれた。
・注文から着丼まで8分。
■麺
・四角い少し縮れた細麺。
・やや固めの茹で加減で、ツルッと引き締まっていてゴワッとはしていない、カンスイが効いて熟成感のある麺質。食感はエッジ感とコシがあってキレの良い歯ごたえ。
・麺の味もしっかりしている。
・スープとの絡みは強め。タレの塩気がよく絡んでいたが、麺も強いので負けてはいなかった。中央のタレが固まっているところは、かなり強く麺に絡んでいた。
■スープ
・清湯の魚貝塩。中央にタレの濃い部分があって、溶かして食べる。
・あっさりしていて、油が浮いていて口当たりは滑らか。
・出汁は清湯獣系ベースに貝等の魚介で、魚貝メイン。牡蠣だけなのかはよくわからないが、乾物系の貝のスッキリした強めの旨味がある。ただし、タレの味が強いので、出汁の繊細さは感じにくい。
・塩ダレは、塩気が強めでタレの味が強い。塩分の濃さに由来する刺激感のある味わいで、少し柚子の酸味があって、アクセントになっていた。
■具材
・チャーシューは厚切りのスライスで、表面を炙っている。歯ごたえはムチムチとしっかりしており、味付けは塩コショウ系の、炙っていて香ばしい肉そのものの味わい。
・穂先メンマは柔らかくて、味付けは強めでしっかりしていた。
・味玉は黄身が半熟で少し味が付いていた。
・キクラゲはプリプリとした食感。
・白ネギの輪切りはサッパリとした味わいで、スープに合っていた。
・その他、小さな干し海老が入っていた。
■全体的な味の感想
・キレの良い細麺をタレの塩気の効いたスープで食べる、貝の旨味があって味付け強めの清湯貝塩ラーメン。
・麺は熟成感のあるキレの良い細麺で、個人的には結構好み。
・スープはタレの味が強くて塩分強め。麺とのバランスは取れていると思うが、出汁の繊細さを味わうには、もう少し薄味の方が良いと思った。
■お気に入り度: ★★★★ (4.0)
■お店の情報
【東大阪市足代新町】布施 細見商店
布施 細見商店 【鶏豚骨つけめん】


■来店の経緯等
・2012年9月22日(土)の晩、2か月ぶり、2回目の訪問。
■食べたメニュー
・鶏豚骨つけめん(300g)(800円)
■お店への到着から着丼までの概要
・お店への到着は20時5分頃。外待ち無しの先客6人。カウンター席に座る。
・店員さんは男性2人。
・水は持って来てくれた。お代わりはカウンターのポットでセルフ。
・メニューを見て「鶏豚骨つけめん」を注文。麺の量は並で300g。
・注文から着丼まで13分。着丼時に、店員さんがつけ麺には割り箸を薦めてくれた。
■麺
・平打ちの太麺ストレート。
・加水中くらいの、表面ツルツルでムチムチと滑らかな麺質。食感はムチッとソフトな弾力がある。
・麺の味もあっさりして旨い。
・つけ汁との絡みはあまり強くないが、つけ汁の塩気とコクがほんのりと麺に絡んでバランスは良い。
■つけ汁
・白濁した獣系魚粉醤油。
・サラッとしていて、油が浮いているがあまりコッテリしていない。
・出汁は獣系ベースに魚粉が入っている。獣系はトロミがあまり無くて、少し豚っぽさを感じるが、魚粉のせいか獣系のコクはよくわからない。
・魚粉も、旨味を強めるために入れている感じで、それほど主張は強くない。
・タレは、醤油のコクがあって、塩気が強くて、少し一味の刺激を感じる。
・味付けは強めながら、あまりきつい味ではない。
・玉ネギの優しい香味がアクセントになっている。
・スープ割りは、店員さんにつけ汁の容器を渡して返してもらう方式で、割りスープの他に青ネギが追加されていた。
・割りスープは、恐らく煮干しと昆布の和風出汁で、結構旨かった。
■具材
・チャーシューは小さめにカットした脂身混じりのスライス。柔らかくて、タレで味付けされていて豚のコクを感じる味わい。
・メンマは細くて柔らかい。
・水菜は麺に絡んで麺のアクセントになっていた。
・白ネギと小さく切った玉ネギが入っていて、苦味少なめのサッパリした味わいでスープとよく合っていた。
■全体的な味の感想
・ムチッと滑らかな平打ち麺をサラッとして塩気の効いたつけ汁で食べる、麺とつけ汁との絡みのバランスが良い白濁獣系魚粉醤油つけ麺。
・麺は良いけど、やや優等生的というか、麺自体の主張はおとなしい気もした。
・麺とつけ汁との絡みはよく出来ていると思った。この麺は、つけ汁との絡みを楽しむ向きなのかも。
・つけ汁は、サラッとしていて、ほのかに豚っぽさがあるのが個人的には気に入った。魚粉が入っていながら、あまり魚粉味になっていないのも良かった。
■お気に入り度: ★★★★ (4.0)
■お店の情報
【大阪市東成区】三谷製麺所
三谷製麺所 【つけめん(新太麺)大盛り】


■来店の経緯等
・2012年9月22日(土)、所用で大阪に出た際の昼食で、5か月ぶり5回目の訪問。
(訪問回数は、ブログに書いていない分を含む。)
■食べたメニュー
・つけめん(新太麺)大盛り(300g)(700円)
(1日15食限定)
■お店への到着から着丼までの概要
・お店への到着は開店前の10時51分頃。シャッターポール。
・お店の前のベンチに座って待つ。
・開店は10時58分。その時点で後ろに7人待ち。開店後すぐに店内待ちが発生していた。
・カウンター席の一番奥に座り、メニューを見て「つけめん(新太麺)」を注文する。前回、新太麺を並で頼んで替え玉を追加注文したところ、茹で時間がかかったので、今回は最初から大盛りで注文。
・店員さんは男性2名。
・注文から着丼まで11分。
■麺
・四角い太麺ストレート。
・表面ツルツルでみずみずしくて硬質感がありながらムチッと滑らかな麺質。食感は弾力が強くて噛みごたえがあり、噛むとグッと沈んでプツンと切れる、滑らかながら強めでキレのある歯ごたえ。
・麺の味は粉の風味があって旨い。
・つけ汁との絡みは、麺が強いながらもトロミのあるつけ汁がよく絡んでいる。つけ汁の甘辛い味の麺への絡みは、弱くはないが強くもないといった感じのバランスで、つけ汁の味が絡みながらも、麺の味もしっかりと主張している。
■つけ汁
・白濁した鶏醤油。
・トロミがあってオイリーでコッテリしている。
・出汁は鶏で、多少のゼラチンのトロミがあるが、トロミに油っぽさが乗っかっているような感じ。ガラだけじゃなくて肉も使っている感じだが、出汁の丸みやマッタリ感よりもタレの味の方が強い味わい。
・タレは甘辛い醤油ダレで味付けは強め。塩分多めだが刺激感はない。隠し味的にショウガを使っているような感じ。
・麺によく絡むので、あまり麺をつけ汁にドップリ付けていないながら、300gの麺を食べ終わるとつけ汁はかなり減っていた。
■具材
・鶏モモ肉は、よく煮込まれていて、柔らかな弾力があってしっかりした歯ごたえ。つけ汁に馴染んでいるせいか味付けが少し濃いめで、肉のコクも少しある。
・味玉は黄身がトロトロでサラッとしていて、味付けは控えめ。
・青ネギの輪切りは、つけ汁によく馴染んでいて優しい香味と食感。
■全体的な味の感想
・滑らかで歯ごたえ強めの太麺を甘辛くてトロミのあるつけ汁に絡めて食べる、麺主役型の鶏白湯醤油つけ麺。
・このお店の麺はやっぱり素晴らしい。滑らかなのに強めの歯ごたえが良いし、麺の味も旨い。食べているうちに、どんどん麺の旨さに引き込まれていった。
・麺とつけ汁との絡みは、麺の旨さがきちんと感じられたので、バランス的には悪くないと思うが、もう少し、つけ汁が麺の味を引き立てる感じがあればもっと良かった。
・つけ汁はオイリーでコッテリしていて甘辛い、味付け強めの個性的でシンプルな味。
・今回は、ブレなのかも知れないが、前回と比較すると出汁の旨味を感じにくかった。このつけ汁は結構主張がある味なので、もう少し麺のクオリティに見合う感じがあればもっと良いと思った。
■お気に入り度: ★★★★★ (5.0)
■お店の情報
【大阪市生野区】《閉店》熟鶏らーめん しゅうじ 寺田町店
熟鶏らーめん しゅうじ 寺田町店 【ドロ鶏パイタン塩】


■来店の経緯等
・2012年9月の平日の晩に初の訪問。
■食べたメニュー
・ドロ鶏パイタン塩(780円)
■お店への到着から着丼までの概要
・お店への到着時には外待ち無しの先客8人。カウンター席に座る。
・メニューを見て「ドロ鶏パイタン」を注文する。塩と醤油からの選択だが、どちらが良いかわからないので、店員さんに聞いてみたところ、塩がお勧めとのことなので、塩で注文。
・店員さんは3人で、男性2人と女性1人。
・水は出してくれた。お代わりはカウンターのポットでセルフ。
・冷たいオシボリを手渡しで出してくれた。
・箸は、一膳ずつ席に置いてある。
・注文から着丼まで8分。
■麺
・平打ちの中太ストレート。
・表面ツルッとしてムチムチ滑らかな麺質。食感はしなやかで、噛むとプツンと切れるキレの良い歯ごたえ。
・麺の味もしっかりしている。
・スープとの絡みは強いが、スープがペースト状なので、意外と麺がスポイルされずに麺の主張がある味わい。
■スープ
・白濁した鶏塩。
・ドロドロしているが、脂がペースト状になっているので、オイリーな重たさは無くて口当たりは良い。
・出汁は鶏白湯だと思うが、ゼラチンのトロミ感や鶏の旨味はあまり強くない。鶏の皮か脂身が大量に混ぜ込んであるような感じで、鶏油と肉の混じったような獣っぽいクセというかコクがかなり強い。ただし、匂いや風味はそれほど強くない。
・タレは、塩気と旨味があってしっかりしているが、鶏のクセのあるコクが強くて、そっちの方が強い印象。
・塩辛さや刺激感はない。
■具材
・チャーシューは薄切り。しなやかで柔らかい食感。ドロドロしたスープがよく絡んでスープと一体化した味わい。
・味玉は黄身が半熟で醤油系の味付け。
・メンマは四角くて、噛むと沈み込むような柔らかさで、オーソドックスな味付け。
・青ネギは細長いカットで、歯ごたえが良くてサッパリした味わい。
■全体的な味の感想
・ツルッと滑らかな平打ち麺をペースト状のドロドロスープで食べる、鶏のクセのある味わいの白濁鶏塩ラーメン。
・麺は良いと思った。
・スープは、かなりクセのある味わいで、ある意味、マニア向けの味。粘度は高いけど、トロミじゃなくてペースト状になっていた。
・具は、青ネギは良いと思った。
・とりあえず、キャラは立っていると思う。この個性的な味わいが好きな人向きのラーメン。
■お気に入り度: ★★★ (3.0)
■お店の情報
【奈良市富雄元町】ラーメン家 みつ葉
ラーメン家 みつ葉 【豚CHIKIつけ麺】


■来店の経緯等
・2012年9月17日(月)の昼、3週間ぶり、7回目の訪問。
・このお店は祝日休みだが、この日は昼間のみ営業していたので、杯数限定のつけ麺狙いで訪問してみた。
■食べたメニュー
・豚CHIKIつけ麺 2玉(280g)(850円)
(当面昼だけの提供で、10食限定)
■お店への到着から着丼までの概要
・お店への到着は開店前の10時7分頃。既に5人待ち。
・お店の前に6人分の椅子が置いてあるので、座って待つ。
・直射日光で暑いので、お店の前に置いてある日傘を使った。
・10時20分に並びが10人になった。
・10時48分頃、奥様が外に出て来て、開店前に最初の4人に注文を聞いていた。
・開店は10時55分。開店と同時に入店し、並びの順にカウンター席に座る。
・カウンターにはつけ麺のメニュー案内が置いてあり、売り切れになると片付ける模様。
・順番に注文を聞かれるが、皆、つけ麺を注文していた。
・水は席に置いてあった。お代わりはカウンターのポットでセルフ。
・注文から着丼まで11分。
■麺
・平打ちの中太ストレート。
・水で締めて引き締まっており、表面がツルッとしてプルンとしたみずみずしくて滑らかな麺質。食感はしなやかでしっかりしたコシと弾力があり、ノド越しが良い。
・麺の味はみずみずしい粉の風味があって旨い。
・つけ汁との絡みは良好。つけ汁のトロミとコクと塩気がよく絡んで麺にマッチしている。ドップリ付けるよりも、つけ汁に少しだけ付けて麺の味と風味を味わいながら食べる向きに感じた。
■つけ汁
・白濁した獣系塩。
・ポタージュみたいなトロミがあるが、あまりコッテリしていない。
・出汁は鶏と豚骨の獣系だが、このお店の塩ラーメンと比較すると、ゼラチン感やトロミがある割にマッタリ感や獣系のコクはおとなしめ。何となく、ベジポタ系のトロミも加えているような気がした。
・タレは塩気が強めだが旨味も強いので、塩辛くはないし刺激感もない。
・塩ラーメンと較べると、タレの味付けが強めで、出汁のトロミと丸みがそれを支えている味わい。
・麺をつけ汁にあまりドップリ付けずに食べたので、2玉の麺を食べてもつけ汁の温度はそれほど低下しなかった。
・スープ割りは、食べ終わった頃に奥様がスープの入った徳利を出してくれる方式。
・割りスープでつけ汁を割らずに別々に飲んでみた。割りスープは色が濃くて、乾物貝柱の甘味と旨味が効いた味わい。
■具材
・チャーシューはレアのバラ肉。麺の上に乗っているので、スープで煮えずに食べられる。ムチムチしてしっとりした食感で、あっさりしたレアな肉の旨味があって、脂身のコクやクセは控えめで目立たない。コショウの香味も控えめ。
・メンマは太くて四角い。提供時は温かかったが、食べる頃には冷めていた。ポリポリと柔らかい食感で、あっさりと甘いショウガの味付け。
・味玉は黄身がトロッとしていて、味付けは少し塩気があって控えめ。
・三つ葉は、少し青っぽい葉っぱの味。
・バジルペーストは香味が強い。個人的には使わない派だが、こういうのが好きな人もいると思う。
■全体的な味の感想
・ツルッとみずみずしい麺にトロミの効いたつけ汁が絡む、個性派ながら王道の旨さの白濁獣系つけ麺。
・麺は、みずみずしくてしなやかで、麺の味も旨いのが素晴らしい。つけ麺だと、ラーメンよりも麺自体の旨さを堪能できるので、このお店の麺の良さを改めて感じることができた。
・つけ汁は、ラーメンのスープよりもポタージュ的なトロミが強くて、麺との絡みの良さに主眼を置いている印象。麺が平打ちの中太麺ということもあり、絡みが良いので、麺に少しだけ付けて食べるのが旨い。
・つけ麺が登場して、いきなりの完成度なのにはびっくりした。
■お気に入り度: ★★★★★★ (6.0)
■お店の情報
【淡路市】はなふく
はなふく 【鶏とんこつラーメン】




■来店の経緯等
・2012年9月16日(日)の昼に初の訪問。
・このお店は1年前から気になっていたが、なかなか訪れる機会が無かった。今回、淡路島への日帰りドライブの昼食として訪問してみた。
■食べたメニュー
・鶏とんこつラーメン(ちぢれ麺)(800円)
・替え玉(細麺)(大135g)(50円)
■お店への到着から着丼までの概要
・お店への到着は開店前の10時47分頃。
・入口前には待ちリストが置かれており、開店1時間前の10時30分から順番待ちの受付を開始している。到着時には、リストには既に16組、38人の待ちが記入してあった。
・リストに名前と人数を書いた後、メニューを見て、リストの横に立っている店員さんに注文したところ、12時15分~30分頃に案内できるので、それまでに戻って来て欲しいと言われたので、時間つぶしにクルマで洲本城まで行ってみた。
・洲本城からお店に戻って来たのは12時25分頃。この時点で、この日の順番待ちの受付は終了していた。
・12時28分頃に店員さんに呼ばれて入店。カウンター席に座る。
・店員さんは3人で、男性1人と女性2人。
・水は席に置いてあった。お代わりはカウンターのポットでセルフ。
・女性店員さんに写真撮影の許可を得たところ、ラーメンの写真のみOKとのことだった。
・入店から着丼まで9分。
■麺(ちぢれ麺)
・中細と中太の間くらいの太さの縮れ麺。
・加水やや低めで、表面ツルッとしてもっちりと中身の詰まった、しっかりながら主張の強過ぎない麺質。食感は適度に引き締まってモチッとした弾力があり、噛むとサクッと切れる気持ち良い歯ごたえ。
・麺の味は、粉の味がしっかりしていて甘味がある。
・スープとの絡みは良好。スープのトロミと塩気が適度に絡んで麺の味を引き立てる。
■麺(替え玉細麺)
・ちぢれ麺を食べ終わった後、追加で替え玉を注文してみた。替え玉は細麺のみで、小(約45g)、中(約90g)、大(約135g)からサイズを選択可能なので、大で注文。
・四角い極細ストレート。
・加水高めで、口当たりがニュルッと滑らかで、しなやかなコシとエッジ感がある。
・麺の味はあっさりしていてそうめん風。
・スープとの絡みはかなり強い。バランス的には、スープが絡み過ぎのようにも感じるが、替え玉なのでタレの塩気は薄らいでいた。
■スープ
・白濁した鶏豚骨醤油。
・トロッとしているが意外と油は多くなくて、ドロドロやコッテリし過ぎていない。
・出汁は鶏と豚骨の獣系。甘味と丸みのあるゼラチンのコクがあり、獣っぽさは無い。旨味はあっさりしている。
・タレは、少し醤油が入っているが、醤油のコクは控えめ。塩気が強めだが、タレの旨味は強すぎずに出汁の味わいを生かしている。
・刺激感は無いが、具のネギ輪切りと玉ネギ角切りの強めの香味がよく効いていて、アクセントになっていた。
・替え玉では、塩気がかなり和らいでいて、その分、替え玉に付いてきた刻みチャーシューの旨味がプラスされていた。
■具材
・チャーシューはバラのスライスで、トロトロ柔らかい。味付けはタレの味と肉の味とのバランスの良い旨味がある。
・細ネギ輪切りと生の玉ネギ角切りは、量も多めで香味が強く、薬味としてかなり強めに働いていた。
・あおさ海苔は、ほのかな風味がある。
■全体的な味の感想
・麺は、最初の縮れ麺の方がスープによく合っていて、スープの塩気と麺の甘味との絡みのバランス感が素晴らしかった。
・替え玉の細麺も悪くはなかったが、麺がトロミのあるスープに絡みまくるので、大(135g)だとスープに対して麺の量が少し多いかも。
・スープは、かなり濃厚ながらドロドロし過ぎていないのが良かった。
・スープの飲み口は玉ネギの香味が結構効いていたので、個人的には、玉ネギ無しでもっと獣系のコクを堪能したい気もしたが、全体的なバランスとしては、玉ネギ入りの方が良いのかも。
・同行者が注文した「鶏濃厚つけ麺」には玉ネギが入っていなかったので、次に来た時は、そちらを食べてみたいと思った。
■お気に入り度:
ちぢれ麺: ★★★★★★ (6.0)
替え玉細麺: ★★★★ (4.0)
※通常は替え玉込みでのお気に入り度だが、今回は、ちぢれ麺と替え玉細麺との印象がかなり違っていたので、お気に入り度を分けてみた。
■お店の情報
【松阪市】麺や 青雲志
麺や 青雲志 【特製なんちゃって熊本らぁ麺】


■来店の経緯等
・2012年9月15日(土)の昼、1ヵ月ぶり、14回目の訪問。2杯食べたうちの2杯目。
■食べたメニュー
・期間限定の「特製なんちゃって熊本らぁ麺」(880円)
(2012年9月7日(土)からの提供。1日3食限定)
■お店への到着から着丼までの概要
・入店時に、1杯目の「特製秋薫る正油らぁ麺」と合わせて注文。
・券売機で「特製塩らぁ麺」(880円)または「特製正油らぁ麺」(880円)の食券を買って、「特製なんちゃって熊本らぁ麺」で注文。
■麺
・四角い中細ストレート。
・一杯目の「特製秋薫る正油らぁ麺」と同じ麺だが、スープとよく馴染んでおり、張りがあって引き締まっていながら、ツルツル、シコシコしている感じがした。食感は柔くはないがやや滑らかで、あまりサクッとはしておらず、スープと一体感のある味わい。
・スープとの絡みは絶妙で面白い。味的にはややマー油勝ちで、麺とマー油とスープとの絡み具合が、まさにライトな熊本風ラーメンといった印象。
■スープ
・清湯の魚介豆乳マー油塩。
・あっさりしながらマー油多めで、豆乳で少しトロッとした口当たり。
・出汁は、店主さんによると塩らぁ麺と同じとの話だが、マー油が強くて魚介のコクはわかりにくい。
・タレは塩ダレに豆乳とマー油で、マー油の焙煎感のある香ばしいコクが強いが、苦味は強すぎない。
・豆乳は、マー油が強いので豆乳自体のコクは感じにくいが、マー油を支えて上手く味をまとめている。
・具の上に掛かっている単体のマー油には旨味は無いが、マー油と豆乳と出汁とタレとが組み合わさると、マー油の香味と豆乳の丸みの効いたライトな旨味を感じる。
・塩辛さや刺激感はない。
・マー油にはザラザラした粉が入っていて、骨粉のザラザラ感を連想させる。
■具材
・チャーシューは厚めのスライス。ムチムチとしなやかな食感で、脂身の部分の歯ごたえはしっかりしている。味付けは塩気がしっかりしていて、脂の甘味と丸みの混じったコクが強い。マー油ともよく合っている。
・味玉は黄身が半熟で柔らかい。マー油が振りかかっていてほろ苦い味わい。
・メンマは細くて柔らかい。味はマー油の香味に隠れていた。
■全体的な味の感想
・ツルッとした中細麺をマー油の効いたスープで食べる、マー油のほろ苦い香味と豆乳の丸みの魚介豆乳マー油塩ラーメン。
・スープ自体の味わいにはそれほど深みは無いが、獣系出汁不使用なのに麺とスープとの絡みがマー油入りのライト豚骨ラーメン風なのには驚いた。
・麺は、このお店のデフォの細麺ながら、スープとの絡みで一味違った味わいになるのが面白かった。
・マー油がメインの味ながら、苦味やパンチが強過ぎずに、マー油の風味を堪能できる味わいなのが良かった。マー油と豆乳とのバランスもよく考えられていると思う。
・こういうのを楽しめる人向きのラーメン。個人的には、マー油の味が結構気に入った。
■お気に入り度: ★★★★★ (5.0)
■お店の情報
【松阪市】麺や 青雲志
麺や 青雲志 【特製秋薫る正油らぁ麺】


■来店の経緯等
・2012年9月15日(土)の昼、1ヵ月ぶり、14回目の訪問。2杯食べたうちの1杯目。
(訪問回数は、ブログに書いていない分を含む。)
■食べたメニュー
・期間限定の「特製秋薫る正油らぁ麺」(1030円)
(2012年9月7日(金)~9月16日(日)の期間限定。最終日の9月16日は、かなり多くの杯数を提供していた模様。)
■お店への到着から着丼までの概要
・お店への到着は10時25分頃。駐車場に車が1台待っていたが、中から人は出て来ない。このお店では並び優先のルールなので、3ヵ月ぶりにシャッターポール(開店前の待ちの先頭)をゲットした。
・開店は10時50分。
・券売機で食券を買う。「特製秋薫る正油らぁ麺」は、「特製正油らぁ麺」(880円)と「150円券」の食券。
・カウンターの一番奥の席に座り、店主さんに食券を渡して注文。
・水はカウンターのポットでセルフ。
・カウンターには、先月訪問した時には無かった、透明なマットが敷いてあった。
・注文から着丼まで6分。
■麺
・四角い中細ストレート。
・表面がツルツルで張りがあって引き締まっていながら、主張の強すぎない麺質。食感は強すぎずに、少し粘りがあってサクッと切れる歯ごたえ。
・麺の味は、あっさりと甘い粉の味。
・スープとの絡みは良好。キノコの風味がよく絡んでいる。
■スープ
・清湯の魚貝キノコ醤油。
・あっさりしており、サラッとした油が浮いていて口当たりは滑らか。
・出汁は蛤等の魚介と松茸等のキノコ。蛤出汁の甘味と旨味があるが、コクや風味はキノコの方が強い。
・キノコは、松茸のフワッと優しい風味がガツンと来る。
・タレの醤油は甘いコクと旨味がある。
・味付けはしっかりしていて塩分もそれなりにあるが、塩辛くはないし刺激感もない。
・あっさりとシンプルながらふくよかで優しい味わい。
■具材
・蛤は殻付きで、しなやかでクニャッとした歯ごたえ。独特の旨味とコクが強くて、コクはスープよりも強い。
・キノコは、松茸スライス、しめじ、舞茸が入っていた。柔らかい食感で、味わいはあっさりしていてスープのコクを引き立てている。
■全体的な味の感想
・ツルッとした中細麺を松茸の風味のスープで食べる、蛤の甘味旨味とキノコのコク・風味とのハーモニーの清湯魚貝キノコ醤油ラーメン。
・麺に松茸の風味がしっかりと絡んでくるが、決してクドくはなくて、自然な感じなのが良い。
・蛤出汁は、旨味はあるけどあまり麺には絡まないので、蛤に松茸をうまく組み合わせて、お互いを補完しながら引き立て合うようにバランスを取っているのが素晴らしい。
・全体的にあまりゴチャゴチャと欲張らずに、すっきりとシンプルにまとめているのが良い。
■お気に入り度: ★★★★★★ (6.0)
■お店の情報
【大阪市北区】らーめん座談会 台風ギャング
らーめん座談会 台風ギャング 【海老つけ麺】


■来店の経緯等
・2012年9月の平日の晩に初の訪問。
■食べたメニュー
・海老つけ麺(200g)(800円)
■お店への到着から着丼までの概要
・お店への到着時には外待ち無しの先客4人。
・最初に店内の券売機で食券を買う。「海老つけ麺」の麺量を聞いたところ、並が200gで大盛りが400gとの事だったので、並を選択。
・カウンター席に座り、店員さんに食券を渡して注文。
・店員さんは男性3人。
・店内には「麺屋 彩々」の麺箱が置いてある。
・冷たいお茶がカウンターのポットでセルフ。
・カウンターの背面にセルフの紙オシボリが置いてある。
・注文から着丼まで9分。
■麺
・平打ちの太麺ストレート。
・加水高めのツルッと滑らかな、みずみずしくて透明感のある麺質。食感は固くなく、しなやかでやや緩めの弾力とコシがある。
・麺の味はみずみずしくて旨い。
・つけ汁との絡みはあまり強くない。麺に絡む海老の風味はかなりほんのりとしている。
■つけ汁
・白濁した獣系海老醤油。
・サラッとしていて表面に白濁した油の層があるが、コッテリはしておらず重たくはない。
・出汁は獣系に海老等の魚介で獣系メイン。獣系は、店長さんの話では鶏との事。旨味メインのライトな味わいで鶏のコクは控えめ。油は鶏油ではないような感じがした。
・海老のコクはほんのりとしており、風味は強くなくてあまりガツンとは来ない。
・タレは、醤油のコクがしっかりしていて味付け強め。塩気も強めで、白コショウのピリッとした刺激感がある。
・麺を食べ終わった後でスープ割りを頼んだ。割りスープが元々つけ汁にも使っているのか、スープ割りの味は元のつけ汁とあまり変わらない印象。
■具材
・チャーシューはバラ肉の小さいサイコロ切り。味付けはしっかりしていて、油の甘いコクがある。
・メンマは三角系の平べったい断面に切ってあり、ポリポリと柔らかくて味付き。
・海老団子は揚げてあり、表面が皮みたいに固まっているが中は柔らかく、味付けは濃いめ。
・その他、白髪ネギと桜海老が入っていた。
■全体的な味の感想
・ツルッとみずみずしい平打ち太麺を白濁した油が浮かんでいてサラッとしたつけ汁で食べる、ほんのりと海老が効いた白濁獣系海老醤油つけ麺。
・麺はしなやかでみずみずしくて旨い。つけ汁との相性的には、つけ汁があまり麺の旨さを引き立てない気がした。
・海老つけ麺という名前ながら、獣系の油の風味とタレの味の方が強くて、海老がガツンとは来ない印象。
・麺は旨いし、つけ汁の味もそれほど強くないので、無難というかそれなりには食べられるが、もっと麺のレベルの高さを活かした味わいになればもっと良くなる気がした。
■お気に入り度: ★★★☆ (3.5)
■お店の情報
【大阪市北区】麬にかけろ 中崎壱丁 中崎商店會1-6-18号ラーメン
麬にかけろ 中崎壱丁 中崎商店會1-6-18号ラーメン 【貝汁柚香らーめん肉ソバ(細麺)】


■来店の経緯等
・2012年9月の平日の晩に初の訪問。
■食べたメニュー
・夜営業限定の「貝汁柚香らーめん肉ソバ」(細麺)(780円)
■お店への到着から着丼までの概要
・お店への到着時は外に2人待ち。
・先に店内の券売機で食券を買ってから、外で待つ。昼と夜とでメニューが違い、昼は「ひるしお」、夜は「しょうゆナイト」の営業なので、あっさり醤油の「貝汁柚香らーめん肉ソバ」を選択。
・待っている間に、先に店員さんに食券を回収される。細麺と太麺の選択を聞かれたが、よくわからないので、どちらがデフォかを聞いて細麺を選択。
・到着から6分待ちで入店。カウンター席に座る。先客10人。
・店員さんは男性2人。荷物入れのカゴを出してくれた。
・カウンターには空のコップだけ出してくれており、カウンターのポットのジャスミン茶をセルフで入れる。
・入店から着丼まで12分。ドンブリの下のお皿に半分切りのスダチが置いてあり、途中で絞るとのことだった。
■麺
・四角い中細ストレート。
・表面はプリッと滑らかで、エッジ感と張りのある麺質。食感はザクッとしながらモチッとした弾力があって、噛むとプツンと切れるキレのある歯ごたえ。
・麺の味も粉の風味があって旨い。
・スープとの絡みは良好。貝のコクがよく絡んで麺の旨さを引き立てる。
■スープ
・清湯の魚貝醤油。
・あっさりしていて、少しだけ濁っている。
・出汁は、恐らく鶏の獣系ベースに節系と貝の魚介で、バランス的には魚介が強い。貝はアサリがメインで、貝だけではなく節系等の魚介も濃厚な味わい。
・タレの醤油は甘くてコクは控えめ。
・味付けは甘旨であまりスッキリしていない。微かにピリッとした刺激感があって味を引き締めているが、塩辛くはない。
・小さくカットした柚子が入っていて、甘い香味がアクセントになっている。
・後半、スダチを絞ってみたが、あまり味の変化がわからなかったかも。
■具材
・チャーシューは鶏肉のスライス。しっとりとしてムッチリと柔らかい歯ごたえに、ほのかなスパイスの香味。
・メンマは細くてしなやかで、あっさりと甘い味付け。
・アサリは殻付きで、身には貝の旨味が残っていた。
・その他、カイワレが乗っていた。
■全体的な味の感想
・プリッと旨い中細麺を貝のコクが引き立てる、アサリと節のあっさり旨い清湯魚貝醤油ラーメン。
・麺はプリッとしながらザクッとしたキレのある中細麺で良かった。麺とスープの貝のコクとの絡みも素晴らしい。
・スープは、あっさりながらあまりスッキリしておらず、飲んで旨いというよりは、麺との絡みを楽しむタイプのように感じた。
・チャーシューが脂身少なめの鶏肉で、肉が入っていながら、スープのあっさり感をキープしているのは良かった。
■お気に入り度: ★★★★☆ (4.5)
■お店の情報
【大阪市東成区】ラーメン人生 JET600
ラーメン人生 JET600 【たまり醤油で仕上げた鶏煮込みそば】


■来店の経緯等
・2012年9月9日(日)の昼、3ヵ月ぶり、5回目の訪問。
(訪問回数は、ブログに書いていない分を含む。)
・今回は、関西ウォーカーとのコラボ企画「ラーメンジャーズ」のメニューを食べようと思い、訪問した。
■食べたメニュー
・期間限定、数量限定のコラボ麺「たまり醤油で仕上げた鶏煮込みそば」(800円)
(2012年8月16日(木)から9月15日(土)までの期間限定。1日15杯限定。)
■お店への到着から着丼までの概要
・お店への到着は開店前の10時47分頃。シャッターポール。
・お店の入口の扉に「ラーメンジャーズ」のポスターが貼ってある。
・開店は11時。この日は家族連れだったのでテーブル席に案内される。
・テーブルに置いてあるメニューを見て、コラボ麺を注文。
・店員さんは4人で、男性3人と女性1人。
・水はテーブルのポットでセルフ。
・店内はエアコンがよく効いている。
・注文から着丼まで7分。
■麺
・四角い平打ちの中太ストレート。
・表面はツルツルと滑らかで、モチモチしながらカチッとしていてボリューム感のある麺質。食感は、固くはなくて弾力とボリューム感があって歯切れが良い。
・麺の味も旨い。
・スープとの絡みはバランスが良好。スープのコクが麺の食感と旨さを引き立てている。
■スープ
・白濁した鶏白湯醤油。
・少しトロッとしていて表面に油の層があるが、あまりドロドロやコッテリはしていない。
・出汁は鶏白湯で、粘度やゼラチン感はあまり強くないが、丸みがあって旨味がしっかりしている。
・タレのたまり醤油は濃いがコクは甘辛い感じで、醤油のカドは少ない。
・タレの主張のある味付けだが、パンチは強すぎず、タレの甘辛いコクと、出汁のトロミと丸みのある旨味とのバランスは取れていると思う。
・塩分はそれなりにあるが、塩辛さや刺激感はない。
■具材
・チャーシューは厚めのスライス2枚。ムチムチした歯ごたえで柔らかいながら、筋っぽい部分も少しだけある。味付けは甘めでしっかりしており、旨味が強い。
・メンマは細くて平べったい。コリコリした歯ごたえで味付けはしっかり。
・カイワレはスープで温まってソフトな苦味と食感。
・白ネギ輪切りは、キレの良い香味があってスープに合う。
■全体的な味の感想
・ボリューム感があって旨い平打ち麺を甘辛いコクのスープが引き立てる、たまり醤油ダレと鶏白湯スープとが組み合わさった白濁鶏醤油ラーメン。
・久しぶりに食べたが、やっぱりこのお店のラーメンの麺は素晴らしい。
・スープは、たまり醤油のコクが強いけど、甘くスッキリと仕立ててあるので、麺が負けずに引き立っているのが良かった。
・期間限定の企画もののメニューらしい、楽しい味わい。
■お気に入り度: ★★★★☆ (4.5)
■お店の情報
【豊中市】味噌らーめん専門 みつか坊主
味噌らーめん専門 みつか坊主 【赤みそらーめん】


■来店の経緯等
・2012年9月8日(土)の晩に初の訪問。
■食べたメニュー
・赤みそらーめん(800円)
■お店への到着から着丼までの概要
・お店への到着は20時15分頃。外に11人待ち。
・到着から11分待ちで入店。入口近くのカウンター席に座る。
・店内は思ったよりも広くて、テーブル席とカウンター席がある。先客18人。
・お店の雰囲気はカフェかレストランみたいで良い。BGMの音量は大きめ。
・メニューを見るが、よくわからないのでデフォの「赤みそらーめん」を注文。
・店員さんは5人で、男性3人と女性2人。
・水は出してくれた。お代わりはカウンターのポットでセルフ。
・注文から着丼まで10分。
■麺
・中太少し縮れ。
・加水高めでツルツル、プリプリ、モチモチと密度の高い主張のある麺質。食感は、弾力があってコシが強くて、ムニュッと粘りのある歯ごたえ。
・麺の味は旨い。
・スープとの絡みは、麺が強くてスープを弾き気味だが、オイリーな赤味噌スープなのでバランス的には悪くない。
■スープ
・赤味噌スープ。
・サラッとしていてオイリー。それほどコッテリはしていないが、口当たりはややマッタリしている。
・出汁は白湯か清湯かよくわからないが、恐らく豚骨の獣系に魚介で、魚介が結構強いのかも。
・タレは赤味噌のコクと甘味が強くて、そこに油の丸みとほのかな刺激が組み合わさっている。
・パンチや刺激感は強くないし、タレの旨味や塩辛さもそれほど強くない。
■具材
・チャーシューは厚くて大きいスライス。脂身はトロトロと柔らかくて脂のコクがあり、肉も柔らかくて角煮風の味わい。
・串に刺さったつくねは、そぼろ風の食感で、しっとりした旨味のある味わい。
・メンマは太くて、ポリポリと繊維感のある食感で、味付けはあっさり。
・白髪ネギはシャキッとした食感が強めの麺によく合っていた。
■全体的な味の感想
・ツルッとして主張強めの中太麺を赤味噌のコクのスープで食べる、オイリーながら意外とスッキリした味わいの赤味噌ラーメン。
・麺は旨いけど主張強めで麺勝ちに感じた。とは言え、味噌ラーメンならこういうのも有りかも。
・スープは赤味噌のコクがメインで個性的な味。味があまりキツくなくて後味が意外と軽いのが良かった。また、油がガッツリ入っているので、味噌汁風にはなっていなかったと思う。
・とりあえず、この麺とこのスープの組み合わせは、よくある味噌ラーメンではなくて、このお店ならではの味という感じはした。
■お気に入り度: ★★★★ (4.0)
■お店の情報
【豊中市】麺やマルショウ
麺やマルショウ 【台湾まぜそば】


■来店の経緯等
・2012年9月8日(土)の晩に初の訪問。
・このお店にて、名古屋で人気の「台湾まぜそば」を提供していることを知り、興味を持ったので訪問してみた。
■食べたメニュー
・台湾まぜそば(仕上げ飯付・少量の白飯)(750円)
■お店への到着から着丼までの概要
・お店への到着は18時50分頃。先客無し。
・このお店は、店内と店外の両方にカウンター席がある。店内カウンターと厨房は横に繋がっていて、厨房の外側に店外カウンターがある横に細長いレイアウト。
・店内の方のカウンター席に座り、メニューを見て「台湾まぜそば」を注文。
・店員さんは5人で、男性4人と女性1人。氷入りの水を出してくれた。
・カウンターに、テプラで「にんにくを好まれる方はスタッフにお申し付け下さい。」と書いて貼ってあったので、ニンニクについて聞いてみたところ、デフォでは入っていないとの話だったので、入れてもらった。
・注文から着丼まで7分。
■麺
・平打ちの太麺ストレート。
・加水高めの表面ツルツルでモチッとした滑らかでしっかりした麺質。食感は、プリッとした弾力とコシがあって、気持ちの良い歯ごたえ。
・麺の味も旨い。
・タレとの絡みは良好。タレの旨味と刺激感がよく絡む。
■タレ
・あまりドロッとしておらず、旨味のある醤油と魚粉に、唐辛子とコショウか何かの系統の香辛料が入っていて、スパイスの刺激感が強めに効いている。
・辛さは、唐辛子以外の香辛料がメインのように感じた。
・トッピングのニンニクもよく効いていた。
・卵の黄身が入っていて多少滑らかだが、あまり汁っぽくはないしコッテリしていない。
・刺激強めだが、麺とのバランスは良好でキレの良い味わい。
■具材
・ミンチは弾力のある食感であっさりとした旨味。
・メンマは、小さいカットで、ミンチと共に食感上のアクセントになっている。
・海苔とニラのみじん切りに、ネギの輪切りは香味がある。
・麺を食べ終わると、タレは残っていないが具が少し残っているので、仕上げ飯を頼んだ。
・タレは無いが、具は全て細かくカットされているので、ご飯とよく絡んで良かった。むしろ、タレとご飯を絡めるよりもこっちの方が良い気もした。
■全体的な味の感想
・ツルッとした平打ち太麺を汁気少なめで刺激感のあるタレに絡めて食べる、キレの良い味わいの台湾まぜそば。
・見た目は名古屋の「麺屋はなび」の台湾まぜそばとよく似ているが、お店の人の話だと、麺屋はなびとは関係無いとのことだった。
・麺屋はなびの台湾まぜそばよりも汁気が少なくて香辛料のパンチが効いた味わいで、これはこれで旨いと思った。
・麺もツルツル、モチモチ、プリプリの平打ち麺で、汁気の無さが麺の食感を生かしていたし、刺激感が麺の旨味を引き立てていたと思う。
・味的には麺屋はなびとは別物だと思うが、結構良かったと思う。
■お気に入り度: ★★★★☆ (4.5)
■お店の情報
【大阪市住吉区】中華そば 閃
中華そば 閃 【醤油中華そば】


■来店の経緯等
・2012年9月8日(土)の昼に初の訪問。
■食べたメニュー
・醤油中華そば(700円)
■お店への到着から着丼までの概要
・お店への到着は13時32分頃。外待ち無しの先客4人。
・最初に店内の券売機で食券を買い、厨房対面のカウンター席に座って店員さんに食券を渡す。
・店員さんは男性2人。
・水はカウンターのポットでセルフ。
・カウンターの角には、煮干しを入れた瓶が置いてある。
・食券制なのに、カウンターにメニューが置いてある。また、メニューと一緒に、こだわりについて書いた紙が置いてあり、東京の三河屋製麺の麺を使用と書いてある。煮干しに三河屋製麺の麺ということで、何となく「蘭鋳」みたいな東京風の味を期待する。
・注文から着丼まで11分。
■麺
・四角い中細ストレート。
・卵入りで、表面がヌルッとしていて滑らかながら、中身の詰まった密度高めで主張のある麺質。食感は、固くはないが歯ごたえがしっかりしていて噛み心地が良い。
・麺の味も強めでしっかりしている。
・スープとの絡みは、強くはないが麺を引き立てていて良いと思う。煮干しのコクは絡むが、それほど強くはない。
■スープ
・清湯の煮干正油。
・あっさりしているが油が浮かんでいて口当たりは滑らか。
・出汁は清湯鶏ベースに煮干しの魚介で、煮干しがメイン。煮干しの甘いコクと旨味が強いが、苦味やエグミは少なめで、ガツンとはしていない。
・タレの醤油は、フレッシュなコクがあるが、甘くスッキリとしていて醤油のカドは無い。
・醤油と煮干しのコクと旨味が組み合わさった、スッキリと甘い味わいで、塩辛さや刺激感は無い。
■具材
・チャーシューは、ムチムチと柔らかくてあっさりした味付けの、ハム風の味わい。
・海苔はしなやかでしっかりした質感で、スープによく合っていた。
・メンマは小さめで、平べったいのや細いのが何本か入っている。しなやかで粘りのある食感に、味付けは薄いながらも下ごしらえはしっかりしている。
・白ネギの輪切りはスープに合っていた。
■全体的な味の感想
・表面がヌルッとして歯ごたえのしっかりした中細麺を煮干しの甘いコクのスープで食べる、スッキリと甘い味わいの清湯煮干醤油ラーメン。
・麺は主張が強めながら滑らかで個性的なのが良かった。
・スープは、煮干しの旨味がしっかりしていて、単なるインパクト型ではない部分は好感が持てたが、麺とのバランス的には、もう少し主張が強くても良いと思った。
・お店の雰囲気を含めて、何となく東京っぽいテイストを感じたので、麺に煮干のコクが絡みまくるタイプを期待してしまったが、どちらかと言うと、麺の旨さで食べるタイプのように思った。
■お気に入り度: ★★★★☆ (4.5)
■お店の情報
【大阪市阿倍野区】麺屋 彩々
麺屋 彩々 【鶏塩らーめん】


■来店の経緯等
・2012年9月8日(土)の昼、3ヵ月ぶり、2回目の訪問。
・「らの道」の13軒目、ゴールのお店として訪問。
■食べたメニュー
・数量限定の「鶏塩らーめん」(750円)
■お店への到着から着丼までの概要
・お店への到着は開店前の11時7分頃。既に17人待ち。
・開店は11時29分。その時点で、自分の後ろに20人ぐらい並んでいる。
・開店時には店内に入れずに外で待つ。最初は立って待っていたが、11時53分頃に行列が進んで外待ち用の椅子に座った。
・開店から30分待ちで入店し、カウンター席に座る。
・入店は何人か同時だったので、店主さんから順番に注文を聞かれる。最初は味噌ラーメンを食べようと思っていたが、「数量限定」の文字に惹かれて「鶏塩らーめん」を注文。ちなみに、注文した時点で残り2杯だった。
・店員さんは男性3人。水は氷入りで出してくれて、お代わりはカウンターのポットでセルフ。
・注文から着丼まで10分。
■麺
・中太の少し縮れ。
・表面ツルツルで、プリプリと張りがありながらキメの細かい強めの麺質。食感はコシがあるが、噛むとムニュッと切れる気持ちの良い歯ごたえ。
・麺の味は旨味が強くて旨い。
・スープとの絡みは、麺が少しスープを弾く感じもするが、スープの味も強めなのでバランスは取れていると思う。
■スープ
・清湯の鶏塩。
・あっさりしていて、油が少し浮かんでいる。
・出汁は鶏で、少しだけ鶏油の風味の混じった、鶏のふくよかな旨味がある。
・タレは塩のコクがあって、タレの旨味も少し感じる。塩のコクが突出しておらず、塩気と旨味とのバランスが取れている。
・味付けは濃いめで、あまり繊細なタイプではないが、味に丸みがあってピリッとした塩辛さや刺激感は無い。
■具材
・皮付きの鶏モモ肉は、皮に味付けして炙っていて香ばしい。一口大にカットしてあり、柔らかくて弾力があり噛みごたえがある。脂身は少なめで、肉のコクがあって旨い。
・メンマは平べったい。しなやかな歯ごたえで、味付けは旨味がしっかりしている。
・春菊と白髪ネギはシャキシャキしていた。
■全体的な味の感想
・ツルッとして張りのある中太麺を鶏の旨味のスープで食べる、炙った鶏モモ肉の風味が食欲をそそる旨味強めの清湯鶏塩ラーメン。
・麺は旨いけど味噌ラーメンとかに合いそうな感じの麺で、清湯塩のスープには少し強い気もした。麺とスープとのバランス的には以前に食べた白鶏塩の方が良かった気もするが、麺自体の旨さを味わいたいなら清湯塩も良いと思う。
・スープはタレの味が結構強いが、出汁もしっかりしていて、タレと出汁のバランスは取れていたと思う。
・トッピングの鶏モモ肉は、皮を炙った香りがスープのアクセントになっていたのが良かった。
■お気に入り度: ★★★★★ (5.0)
■【らの道×サイコロの旅】(総集編)
・「らの道」に参加することにしたが、スタートが7月8日と出遅れたので、ゆっくり回ろうと思い、「サイコロの旅」みたいに、次に行くお店をサイコロで決めながら回ることにした。
・その結果、スタートが7月8日、ゴールが9月8日と、約2か月で全店回ることができた。
・また、何とか全部のサイコロをお店の人に振ってもらえた。
・1軒目(7月8日(日)晩):麺dining月乃家
・2軒目(7月9日(月)晩):らーめん工房 RISE
・3軒目(7月13日(金)晩):ラーメン家 みつ葉
・4件目(7月15日(日)昼):和海
・5軒目(7月28日(土)昼):幻の中華そば加藤屋 県庁前もり~んの章
・6軒目(7月28日(土)昼):麺屋 たけ井
・7軒目(8月4日(土)昼):金久右衛門 本店
・8軒目(8月4日(土)晩):ラーメンたんろん
・9軒目(8月4日(土)晩):カドヤ食堂 本店
・10軒目(8月11日(土)昼):俺のラーメン あっぱれ屋
・11軒目(8月13日(月)晩):中華そば 無限
・12軒目(8月26日(日)昼):拳ラーメン
・13軒目(9月8日(土)昼):麺屋 彩々
※その他
・1軒目決定のサイコロを振ってもらったお店:麺や 青雲志
・12軒目&13軒目決定のサイコロを振ってもらったお店:ラーメン家 みつ葉
■お店の情報
【東大阪市長堂】らぁめん たむら
らぁめん たむら 【マー油 油そば】


■来店の経緯等
・2012年9月の平日の晩、3週間ぶり、19回目の訪問。
(訪問回数は、ブログに書いていない分を含む)
■食べたメニュー
・期間限定の「マー油 油そば」(930円)
(2012年9月4日(火)からの週替わり限定)
■お店への到着から着丼までの概要
・お店への到着時は外待ち無しで先客1人。先客は面識のあるブロガーさんだったので、ご挨拶して隣に座る。
・ホワイトボードに書いてある「マー油 油そば」を注文。
・店員さんは男性3人。
・水はカウンターのポットでセルフ。
・注文から着丼まで6分。
■麺
・四角い太麺ストレート。
・ツルツル、ムチムチと滑らかでしっかりした麺質。食感はムチッと弾力があって歯ごたえ強め。
・麺の味もしっかりしている。
・タレとの絡みも良好。マー油ダレがよく絡んで表面をコーティングする。
■タレ
・マー油ダレ。
・あまりドロドロしていなくて、油とタレとがよく混ざっている。
・甘めのベースに、ニンニクのよく効いた丸みのある甘旨テイスト。マー油とトッピングのニンニクパウダーが組み合わさっていてニンニクの味は強いが、苦味や香味は少なめのマイルドで厚みのある味わい。
・パンチはあまり強くない。七味等のスパイスは入っておらず、塩辛さや刺激感もない。
・よくかき混ぜると、麺によく絡んで汁っぽさは無くなり、甘旨なニンニク風味が麺を包み込むような感じ。
■具材
・チャーシューは一口大にカットしてあり、程よくしっかりしていてホロッとほぐれる食感で、あっさりした肉の旨味がある。
・メンマは大きくて平べったい。歯ごたえはしなやかでシャキッとしていて、麺とよく合っていた。
・モヤシと、細長いキクラゲと、白ネギの輪切りもシャキシャキとしていて、メンマも合わせて、麺の食感と一体感のある味わい。
・味玉は柔らかめで、黄身は半熟で味付き。
■全体的な味の感想
・ムチッとして歯ごたえ強めの麺をニンニクの効いた甘旨のタレに絡めて食べる、濃厚なニンニクのマイルドな味わいのマー油油そば。
・麺とマー油ダレとの絡みは良好で、同じ麺でもタレ次第でいろいろ味わいが変化するのが面白かった。
・タレはニンニクのキツい部分を感じさせないのが良かったし、タレが麺と具とをまとめ上げていて一体感を持たせているのが素晴らしい。
・マー油の味はニンニク強めながらマイルドだったので、個人的には、もう少しパンチというかキレの良さを感じられればもっと良くなると思った。
■お気に入り度: ★★★★☆ (4.5)
■お店の情報
【大阪市都島区】らぁ麺 Cliff
らぁ麺 Cliff 【完全天然塩らぁ麺】


■来店の経緯等
・2012年9月の平日の晩に初の訪問。
■食べたメニュー
・完全天然塩らぁ麺(850円)
※券売機のメニュー説明には「イリコたっぷり」と書いてあった。
■お店への到着から着丼までの概要
・お店への到着時には外待ち無しで先客4人。
・最初に、厨房対面カウンターの並びの入口側にある券売機で食券を買い、そのまま厨房内にいる店員さんに食券を渡す。券売機を見ると、ラーメンの麺は細麺と太麺が選択可能だったので、店員さんに細麺がデフォということを聞いて細麺を選択。
・店員さんは男性3人。
・店内の雰囲気はオシャレ。店内に製麺室がある。
・水はカウンターのポットでセルフ。レンゲはラーメンより先に1つづつ出してくれる。
・注文から着丼まで15分。先客のつけ麺を先に作っていたので少し時間がかかった。
■麺
・細麺ストレート。
・加水中くらいで、表面はツルッというよりヌルッとしていて滑らかで張りのある麺質。食感は、固くないが柔くもなくて、適度な主張があってムニュッとした歯ごたえ。
・麺の味は粉の風味があって旨い。
・スープとの絡みはバランスが良好。スープの旨味とほのかな酸味が麺に絡む。
■スープ
・清湯の鶏魚介塩。
・あっさりしていて油が少し浮かんでおり口当たりは滑らか。
・出汁は清湯鶏ベースに魚介で、獣系と魚介のバランスは取れている。イリコ出汁の旨味は感じるがそれほどガツンとは強くなく、魚介のほのかな酸味を感じる。
・タレは塩のコクがあって、塩辛くはないが、コショウと輪切り唐辛子の刺激感と組み合わさって、少しだけピリッとした味わい。
・出汁とタレのバランス的にはややタレ勝ちで、出汁の繊細な味わいよりも刺激感の方が前に出ているかも。
■具材
・チャーシューは脂身の少ないスライスで、しっかりしていてややパサッとした歯ごたえ。味付けは控えめで、穏やかながらじんわりとした肉の旨味を感じる。
・穂先メンマは柔らかくてしなやかな食感で、あっさりと香ばしい味付け。
・つくねは粗挽きで、軟骨と脂身も少し入っている。程よい弾力のある食感で、味付けは塩系で肉と脂のコクが強い。
・白ネギの輪切りはシャキシャキとした食感で、香味と多少の苦味がある。
・その他、細切りの昆布が乗っていた。
■全体的な味の感想
・ヌルッとして張りのある細麺をほのかにピリッとしたスープで食べる、出汁の旨味と塩のコクの清湯鶏魚介塩ラーメン。
・麺はバランス型の細麺といった感じで、粉の風味が感じられたのは良かった。
・麺とスープのバランスも良かったが、その分、スープの飲み口が少しピリッとしているように感じた。
・全体的に良質感があってレベルは高いと思うが、もう少し出汁の繊細さが堪能できるような絶妙のバランス感が感じられればもっと良かったと思う。
■お気に入り度: ★★★★☆ (4.5)
■お店の情報
【大垣市】中華そば 中村屋
中華そば 中村屋 【つけめん】


■来店の経緯等
・2012年9月の平日の昼に初の訪問。
■食べたメニュー
・つけめん(1.5玉)(780円)
■お店への到着から着丼までの概要
・お店への到着時は外待ち無しの先客6人。ちなみに、お店を出る頃には満席になっており、店内で待ちが出ていた。
・最初に、店内の券売機で食券を買う。「つけめん」は、1玉と1.5玉が同じ食券で選択可能。
・カウンター席に座り、店員さんに食券を渡して1.5玉で注文。
・店内はカウンター席とテーブル席がある。
・水は店内の冷水機でセルフ。
・店員さんは4人で、男性2人と女性2人。厨房はカウンター内と奥の部屋に分かれていて、奥の部屋は中が見えない。
・注文から着丼まで11分。着丼時に、サービスのオニギリも要るか聞かれたが、オニギリは貰わなかった。
■麺
・四角い太麺ストレート。麺の長さはやや長い。
・表面ツルツルで滑らかながら、やや硬質なしっかりした麺質。食感は、弾力があってコシが強めの引き締まった歯ごたえだが、強ゴシ過ぎずに歯切れも良好。
・麺の味は粉の風味がある。
・つけ汁との絡みは良好。一口目は鰹のコクを強めに感じたが、その後はタレの酸味の方が強く絡んでいた。
・麺をつけ汁に付けてもあまり温まらないのが少しだけ気になった。
■つけ汁
・白濁した獣系魚介醤油。
・割とサラッとしていて表面に油が浮いている。
・出汁は豚骨と鶏の獣系ベースに鰹の魚介で、獣系と魚介のバランスは取れている印象。獣系は、味のベースになっていて、やや軽い旨味がある。魚介は鰹のコクがあるが、タレの酸味の方が勝っていて、あまり主張は強くない。
・タレは酸味がメインで、それに加えて甘味と旨味と多少の刺激感がある。塩辛さはない。
・味付けは強めで、酸味の立った味わいだが、出汁の丸みと旨味が酸味を支えている。
・スープ割りは、容器を店員さんに渡して返してもらう方式。スープ割りでも酸味がメインだが、味が薄まって飲みやすくなっている。
■具材
・チャーシューはバラ肉の短冊切り。柔かくて弾力があり、味付けは薄めで、脂身の甘味が混じった肉の旨味がある。
・メンマは平べったくて薄い。しなやかな歯ごたえで味付き。
・白ネギの薄い輪切りが入っていて、多少の香味があった。
■全体的な味の感想
・ツルッとしてコシのある麺を酸味の効いたつけ汁で食べる、引き締まった味わいの白濁獣系魚介醤油つけ麺。
・麺は硬質感と滑らかさとのバランスが良くて、レベルが高いと思った。個人的には、もう少しモチッとした麺の方が好みだが、こういう麺も良いと思う。
・つけ汁は酸味が強くて関西だと賛否が分かれそうなタイプだが、とりあえずキャラは立っていると思う。麺との相性もまあまあ良かったとは思うが、個人的には、もう少しつけ汁が麺の旨さを引き立てる感じが欲しかったかも。
・どちらかと言うとオーソドックスなつけ麺だと思うが、酸味の主張に関西風味とはひと味違う印象を受けた。
■お気に入り度: ★★★★ (4.0)
■お店の情報
【奈良市尼辻町】まりお流
まりお流 【国産鴨のテールの挽肉とホタテ貝柱の甘しょう油ラーメン】


■来店の経緯等
・2012年9月の平日の晩、1ヵ月ぶりに訪問。
・トータルの訪問回数は不明だが、ブログを始めてからは10回目の訪問。
■食べたメニュー
・今週の創作「国産鴨のテールの挽肉とホタテ貝柱の甘しょう油ラーメン」(1365円)
(2012年8月31日からの週替わり限定)
■お店への到着から着丼までの概要
・お店への到着時は外待ち無し。カウンター席に座る。
・先客は38人と、平日なのにかなり混み合っている。ちなみに、待っている間に入口の方を見ると外待ちも出ていた様子。
・「今週の創作」は、店内に書いていない裏メニュー。「あっさり」の方で注文した。
・店員さんは見える範囲で8人。男性7人と女性1人。
・水と温かい布オシボリは店の奥に置いてあり、セルフ。
・注文から着丼まで26分。
■麺
・四角い中太ストレート。
・ツルツルでモチッとして、少しプリッとしたしっかりめの麺質。食感は、コシがあり歯ごたえ強めでキレがある。
・麺の味はプリッとしている。
・スープとの絡みは、強くはないがバランスは良好。スープの旨味と甘味が麺の味を引き立てる。
■スープ
・清湯の獣系帆立醤油。
・あっさりしていて、サラッとした油が浮いている。
・出汁は清湯の鶏。そこに具の鴨テール(ボンジリ)のミンチから出た出汁と油の香味がプラスされている。具の帆立貝柱から出た旨味も感じるが、乾物ではないせいか旨味はマイルド。
・タレの醤油のコクは甘い。さらに甘味をプラスしているような、軽快で香ばしい甘味と旨味がある。塩辛さや刺激感はない。
・鴨ミンチから出た油もサラッとしていてクドくは無く、油とタレと出汁とが一体となった味わいの、飲み口の旨いスープ。
・このお店のラーメンではスープを完食せずに残すことが多いが、この日のスープは楽に完食できた。
■具材
・チャーシューは薄切りの大きいロースのスライスが3枚。うっすらとピンク色だがスープで煮えて来る。歯ごたえはモッチリしていてしっかりしており、味付けは控えめであっさりした旨味がある。
・鴨ミンチは大量に入っている。肉とボンジリの部分があって、鴨の香味のある味わい。食感は柔らかくてミンチらしい弾力があり、ボンジリの部分は独特の油っぽさと筋っぽさがある。出汁取り用という感じで、鴨ミンチ自体の旨味はそれほど強くないように感じた。
・帆立貝柱は、弾力のある食感に甘いコクと貝の旨味があって旨い。こちらは、出汁取り用というよりも具として旨いと思った。
・メンマは太くて四角い。歯ごたえはポリポリしていて、香ばしい味付け。
・味玉は黄身が半熟で味付けは控えめ。
・青ネギの輪切りは、香味が鴨ミンチとスープによく合っていた。
■全体的な味の感想
・ツルッとして歯ごたえのある麺を鴨の香味の効いたあっさりスープで食べる、甘旨で軽い味わいの清湯鴨帆立醤油ラーメン。
・麺は歯ごたえ強めでキレを感じる食感なのが良かった。スープとの相性も良好。
・鴨の油が多い割にはあっさりしていて、後味軽めに感じた。
・スープは旨いけど、甘旨で香ばしいタレと油が主張していて、このお店にしては出汁が上品というかおとなしい気もした。とは言え、大量に入っている鴨ミンチと帆立貝柱の組み合わせはかなり個性的で、このお店らしい。
・鴨ミンチは多めに入っているが、ミンチなのでインパクトはあまり強くない。それが逆に贅沢に感じる。
■お気に入り度: ★★★★☆ (4.5)
■お店の情報
【大和郡山市】豚の骨/無鉄砲がむしゃら
無鉄砲がむしゃら 【魚介とんこつラーメン】


■来店の経緯等
・2012年9月2日(日)の昼、「無鉄砲がむしゃら」としては11か月ぶり、2回目の訪問。
(1回目の訪問はブログ開始前)
■食べたメニュー
・魚介とんこつラーメン(700円)
・替え玉(100円)
■お店への到着から着丼までの概要
・お店への到着は13時8分頃。外に23人待ち。
・並んでいる間に店員さんが来て、人数を聞かれる。
・行列の先頭になった時に、先に店内の券売機で食券を買い、再度外に並ぶ。初訪時に「純とんこつラーメン」を食べたので、今回は「魚介とんこつラーメン」を選択。
・到着から50分待ちで入店。厨房対面のカウンター席に座る。
・水は先に席に置いてあった。
・着席後に店員さんに注文を聞かれたので、ネギ、スープ、麺の固さ、全部「普通」で注文。
・店員さんは4人で、男性3人と女性1人。
・注文から着丼まで7分。
■麺
・四角い中太縮れ。
・ツルツル、モチモチした、張りがあって芯の無い感じの麺質。食感は、モチッとした弾力があって、噛むとムニュッと切れるような歯ごたえ。
・麺の味は、粉の味が感じられて旨い。
・スープとの絡みは良好。魚介のコクがよく絡んでいる。
・替え玉は、最初と同じ麺を茹で加減固めで注文。固めの分だけ麺が引き締まっていて、食感も多少歯ごたえがしっかりしていた。
・替え玉でもスープの魚介のコクはよく絡んでいた。
■スープ
・白濁した豚骨魚介醤油。
・ドロッとしていてオイリーだが、魚介出汁も入っており、コッテリし過ぎてはいない。
・出汁は豚骨と魚介で、豚骨の方が強いが魚介もきちんと主張している。
・豚骨はゼラチン感が強くてミルキーなコクがあり、獣っぽさは無い。魚介は恐らく節系で、コクとマイルドな旨味があってスープの豚骨の旨味を引き立てている。
・醤油ダレの味は控えめで、出汁の旨味とコクがよく味わえる。魚介のコクで、化調の旨味も控えめに感じた。
・味付けはしっかりしているが強過ぎず、塩辛さや刺激感は無い。
■具材
・チャーシューは薄切りのバラ肉で、食感は弾力があって柔らかい。味は醤油ダレがよく染みていて旨味があり、味付けは濃いめだが塩辛くはなかった。
・メンマは平べったくて薄いが、歯ごたえはポリポリとしっかりしており、味付けは控えめ。
・細めの青ネギの輪切りは香味が強い。
■全体的な味の感想
・モチッとした縮れ中太麺をドロドロ豚骨魚介スープで食べる、豚骨のゼラチン感に魚介のコクの加わった白濁豚骨魚介醤油ラーメン。
・麺は、個人的には、無鉄砲や豚の骨で使っている「日本めん」(宮崎県の製麺所)の麺の方が好みだが、この麺も、麺の味がしっかりしていたし、スープの魚介のコクとの絡み具合が良好で良かった。
・スープは、豚骨のゼラチン感とミルキーなコクが堪能できて、そこに魚介のコクがプラスされている感じ。豚骨と魚介のバランス感が素晴らしい。
■お気に入り度: ★★★★★ (5.0)
■お店の情報