【光市】瀬戸内ラーメン 大島
瀬戸内ラーメン 大島 【いりこラーメン】


■来店の経緯等
・2016年4月、中国地方に遠征。1日目の昼に初の訪問。
■食べたメニュー
・いりこラーメン(580円)
■お店への到着から提供までの概要
・お店への到着は11時59分頃。外待ち無しの先客8人。
・壁対面のカウンター席に座り、壁のメニューを見て注文。
・厨房は別室。店員さんは4人で、男性2人と女性2人。
・水はカウンターのポットでセルフ。
・注文から提供まで3分。
■麺
・長方形で四角い、少し縮れた中太麺。
・加水やや高めの、表面がプルッと滑らかで、カンスイが多少効いて水を含んだ粉の張りと結合感があって、多少の厚みとボリュームを感じる麺質。食感は、少し固めというかヤワさのない茹で加減で、モッチリとしながら適度に引き締まった弾力を感じる、心地よい歯ごたえ。
・麺の味は、やや多加水系で、粉の旨味をよく感じる味わい。
・スープとの絡みはややあっさりしている。スープのイリコのビターな風味が程よくサラッと絡んで、麺の味とのバランスは割と取れていた印象。味の絡み自体はそれほど強くなくて、イリコの風味を楽しみながら、麺の味主体で食べる感じのバランス。
■スープ
・清湯の魚介。
・あっさりしていて、油が少し浮かんでいる。
・出汁は、イリコの魚介メインで、鶏か何かの獣系も少し入っている気がしたけど、違うかも。ベースの旨味は、イリコに獣系か昆布か何かが組み合わさったような、あっさりながらしっかりとした旨味があった。お店の案内書きでは「昆布」と書いてあったけど、昆布っぽさはよく分からなかったかも。
そこに、イリコの一匹丸ごと出汁を取ったような、濃い味過ぎずに独特のビターなコクと風味をよく感じる味わいが加わっていた。煮干感は強いながら、細かい破片とかは浮かんでおらずに、ガツンとは来ずにじんわりと来る感じ。
・タレは、ベースが塩か、または塩と薄い醤油で、多少の塩気はあるけど塩のコクは割とマイルド。
・味付けは、ミリンか何か由来の甘味を少し感じるマイルドな甘旨テイストで、出汁の旨味や煮干のコクと組み合わさっていた。
・塩辛さや刺激感はない。
■具材
・チャーシューは、少し厚みのあるバラスライス。柔らかくて、噛むとスッと切れる歯ごたえ。味は、味付けは強くないながら多少の旨味があって、そこに脂身のコクがよく効いた味わい。油っぽさは程よく抜けているけど、脂身のコクはしっかりしていた印象。
・味玉は、黄身が固めの半熟で、マイルドな旨味を感じるタレの味付け。
・メンマは平べったい。繊維感控えめでタケノコっぽい柔らかなソリッド感のある張りを感じる歯ごたえに、やや甘めの味付けとタケノコっぽさを感じる味わい。
・モヤシは、やや細めで量は少なめ。パリッとした歯ごたえがあって、キクラゲと共に麺によく絡んでいた。
・キクラゲは細長いカット。ポリッと滑らかで割と滑らかな歯ごたえ。
・その他、青ネギ輪切りが乗っていた。
■全体的な味の感想
・麺は、加水やや高めの中太縮れ麺で、モッチリとしながら適度に引き締まった弾力を感じる、心地よい歯ごたえがあった。スープとの絡みはややあっさりで、イリコのビターな風味が程よくサラッと絡んで、イリコの風味を楽しみながら麺の味主体で食べる感じのバランス。
・スープは、出汁がイリコの魚介メインで、あっさりながらしっかりとした旨味のベースに、イリコのビターな風味とコクをよく感じる味わい。そこに、マイルドな甘旨テイストのタレの味付けが組み合わさっていた。イリコが濃厚ながら、ガツンと来るのとは少し違っていた印象。
・具は、モヤシとキクラゲが麺によく絡んでいた。個人的には、麺とスープとの絡みの繊細さを楽しみたかったので、モヤシはなくても良かったかも。
・イワシ煮干のビターな風味が大好きな人向けのラーメン。
・お気に入り度は、最初の印象が4点、途中が4.5点で、トータルでは4点ぐらいだったと思う。
■お気に入り度: ★★★★ (4.0)

■お店の情報
スポンサーサイト