【伊丹市】がふうあん
がふうあん 【鶏と白菜の塩つけ麺】


■来店の経緯等
・2014年4月13日(日)の晩に初の訪問。
■食べたメニュー
・鶏と白菜の塩つけ麺(並盛200g)(850円)
■お店への到着から提供までの概要
・お店への到着は19時26分頃。外に4人待ち。

・到着から25分待ちで入店。
・厨房対面のカウンター席に座り、メニューを見て注文。
・店員さんは男性1人。
・水はカウンターのポットでセルフ。
・カウンターの席ごとにお盆を置いてある。
・店内は狭くて、出入口は手前と奥の二か所あった。
・注文から提供まで7分。
■麺
・長方形で少し縮れた太麺。
・少し色が付いていて加水やや高めの、表面が滑らかでプルッとみずみずしく引き締まった質感があって、エッジの効いた麺質。食感は、そのまま食べると滑らかで程よく引き締まった弾力があって、つけ汁に付けると多少ユルくなる感じの歯ごたえ。
・麺量が200gと少ないので、麺の表面は最後までそれほど乾かなかった印象。
・麺の味は多加水系で、多少の全粒粉っぽいコクがあるけど、どちらかと言うと食感重視のややあっさりとした味わい。
・つけ汁との絡みはあっさりしている。つけ汁の塩気や旨味や白菜の甘味との絡みはサラッとしていたけど、麺の味も強くないので、バランス的には麺に絡んだつけ汁の白菜の味を味わう感じだったかも。麺とつけ汁との絡みに白髪ネギをプラスすると、白髪ネギの風味がつけ汁の味に勝ち気味に感じた。
■つけ汁
・清湯の鶏白菜塩。
・あっさりしていて油は少なめ。
・出汁は、鶏の清湯獣系メイン。獣系は、あっさりとした鶏の旨味のある味わいで、鶏油のコクは無かったと思う。
・魚介系は入っているかよく分からなかったけど、昆布系の旨味の多少あったかも。
・白菜は、出汁というよりは具としての味の方が強かった気がした。
・塩ダレは、多少の塩気があるけど、塩のコクが効いているというよりも、旨味や白菜の甘味とバランスしているような感じ。
・味付けは、薄くはないけどつけ汁としてはマイルドで、そのままでも何とか飲めそうな程度の味の濃さ。

・麺と具を食べ終わった後、スープ割りを頼んでみた。
・スープ割りは、店員さんに丼を渡して返して貰う方式で、水菜と細かいサイコロ切りの鶏と豚のチャーシューが足してあって、電子レンジでチンチンに加熱してあった。
・塩気の濃さや味のベースは元のつけ汁とあまり変わらない感じで、熱々なのと、底の方に入っているチャーシューの旨味がプラスされたような部分が味わいの変化になっていた。
■具材
・チャーシューは鶏と豚のレア。
・鶏は少し厚切りのムネスライス。しっとりとしてムチッと歯切れの良い歯ごたえに、ほんのりと梅の風味が付けてあって、あっさりとした鶏の旨味を感じる味わい。
・豚は少し厚切りで脂身少なめのローススライス。しっとりとして多少の肉の繊維感のある歯ごたえに、あっさりとしたレアな豚肉の旨味を感じる味付け。
・味玉は、黄身がやや固めでしっとりとした半熟で、味付けは無しだったと思う。
・メンマは四角くて太い。弾力のある繊維感があってポリッと切れの良い歯ごたえに、あっさりとした旨味を感じる味付け。
・白ネギは細長い白髪ネギ。シャリッと軽快な歯ごたえに、サッパリとした風味の主張があった。
・水菜は短めのカットで、シャキッとした食感がアクセントになっていた。白髪ネギや水菜を麺に絡めたりつけ汁に投入すると、つけ汁に対して結構主張が強く感じた。
・白菜は小さいカットでつけ汁の中に入っている。よく煮込んであってしっとりと柔らかい歯ごたえに、コクは強くなくてあっさりとした甘さを感じる味わい。
■全体的な味の感想
・麺は、やや食感重視で麺の味が控えめに感じたけど、あっさりとした白菜のつけ汁とのバランスは取れていたと思う。
・つけ汁は、清湯の鶏塩ベースに白菜のあっさりとした旨味と甘味が効いた個性的な味で、結構良かったと思う。夏場だと白菜がどんな感じの味わいになるのか、少々興味を持った。
・具は、少々麺の上に乗せ過ぎのような気もしたけど、鶏ムネチャーシューは梅の風味が付いていて旨かった。
・白髪ネギや水菜は、白菜の味わいにやや勝ち気味だったけど、味変化としては良いのかも。
・個人的には、麺自体の旨さを味わうというよりは、麺に絡んだつけ汁の白菜を味わうタイプのつけ麺に感じたけど、個性的だし、まとまりも良かったと思う。
■お気に入り度: ★★★★ (4.0)
■お店の情報
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