【奈良市杉ヶ町】《閉店》フレンチ・レンジ
フレンチ・レンジ 【スープドポワソンらあめん】


■来店の経緯等
・2012年7月の平日の晩に初の訪問。
・このお店は7月17日にオープンしたばかりの新店だが、昨年京都にオープンしてすぐに閉店した「ふらんちラぁ麺ガスパール」の移転再オープンという話を聞き、興味を持ったので訪問してみた。
・ちなみに、「ふらんちラぁ麺ガスパール」には、1回訪問したことがある。
■食べたメニュー
・スープドポワソンらあめん(海老ダシつけめん)(麺の量190g)(980円)
※「付きだし」と「締めごはん」付き。
・クリームブリュレ(350円)
■お店への到着から着丼までの概要
・お店への到着時は外待ち無し。お店には看板が無く、「ばろむ庵」の隣という情報と、入口の貼り紙を見てお店を発見。
・お店は1階が待合室、2階が客席になっていて、1階の内装はラーメン屋らしからぬ雰囲気。
・2階の客席は先客10人。テーブル席に座ると、店員さんが温かいオシボリと冷たいお茶を出してくれた。お茶はグレープフルーツのフレーバーティーで、お代わりはポットでセルフ。
・店員さんは4人で、男性3人と女性1人。
・テーブルのショップカード兼メニューを見て「スープドポワソンらあめん」を注文。

・付きだしは、全メニュー共通の「ハムのムースとプチパン」。注文から付きだし提供まで5分。
・ムースは冷たくて、クリームのコクとハムの旨味がある。パンはほのかに温かくて、パンとムースの組み合わせは悪くない。
・注文から着丼まで12分。仕上げとして、テーブルで麺の上に冷凍レモンと削って振り掛けてくれた。
■麺
・四角い細麺ストレート。
・全粒粉でやや低加水ながらゴワッとはしておらず、ムニュッとしながらしっかりした麺質。食感は、細麺ながら程よい主張があり、固くはないがキレの良い歯ごたえ。
・麺の味は全粒粉で甘味があって旨い。
・つけ汁との絡みはそれほど強くはないが相性は良好。海老のコクがよく絡んで麺の旨さを引き立てており、そこに削り冷凍レモンの酸味が優しく効いてアクセントになっている。細麺なので、つけ汁にあまりドップリ付けない方がバランスが良く感じた。
■つけ汁
・海老の効いた魚介トマトスープ。
・あっさりしていて、香味油が浮いていてサラッとしている。
・出汁は魚介ベースにオマール海老の洋風仕立てで、濃厚な海老のコクがあって、旨味成分の組み合わさったナチュラルな旨味がある。
・タレというかソースはトマトとガーリックとアンチョビで、トマトはサラッと甘くて酸味は控えめ。ガーリックとアンチョビはほんのりと効いている。
・味付けはつけ汁としてはマイルドで、海老が効いているのに塩辛くなくて、刺激感もない。
■具材
・具材は一切無し。個人的には、つけ麺には具を求めない派なので違和感は無かった。
■締めごはん

・海老のクリームコロッケのっけごはん。残ったつけ汁をかけて食べる。
・コロッケは中が熱々。クリームは甘くて、プリッとした小海老が入っている。
・ライスとつけ汁との相性は良い。
■デザート

・食後に、デザートを注文してみた。「ガスパール」時代に評判だったグレープフルーツプリンを食べたかったが、何故かこのお店のメニューには無かったので、クリームブリュレを注文。
・表面のカラメルはカリカリでネットリしている。中のクリームは、プリンみたいにトロトロで、甘味が強くて少しクリーミーなコクがある。
・かなり甘い味わいなので、今回は頼まなかったが、エスプレッソとは合うかも。
■全体的な味の感想
・程よい主張のある全粒粉の細麺を濃厚な海老のつけ汁が引き立てる、洋風仕立てのあっさり海老魚介トマトつけ麺。
・麺は全粒粉の細麺で、サクッと食べられる感じなのが素敵。
・つけ汁は、海老の出汁がきちんと効いていて、それでいて味が強過ぎず、細麺とのバランスが取れていたのは良かった。
・パンチやインパクトはあまり無いけど、麺自体を味わう向きの味の組み立てで、個人的にはこういうタイプのつけ麺は割と好き。
■お気に入り度: ★★★☆ (4.0)
■お店の情報
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